平成23年度公開講座の開催について
基本テーマ「生活と健康」
平成23年度テーマ 「メディアに取りあげられた研究活動」
青森県立保健大学では、「生活と健康」をメインテーマに公開講座を開催します。
受講を希望する方は事前に「おところ、お名前(ふりがな)、年齢、職業、連絡先電話番号、受講を希望する公開講座の回(複数申込可)」を明記し、葉書、FAX、メールのいずれかで下記までお申し込みください。定員は申込み先着500人(下北会場は100人)です。
受講された方に対して、通知等はしませんので、申し込まれた方は、当日、直接会場へお越しください。ただし、定員を超える申し込みがあって、入場できない方が生じた場合は、その旨を連絡します。
5回のうち、3回以上出席の方に学長名の修了証を発行します。
住 所 〒030-8505 青森市大字浜館字間瀬58-1
FAX 017-765-2021
メール Kenkou@auhw.ac.jp
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受講申込書 (22KB)
公開講座の内容
第1回公開講座
日時 平成23年5月28日(土)14:05~16:20
場所 青森県立保健大学講堂
○テーマ「自然の恵・地域の恵・県産食品で健康に ~地域の食資源の機能性~」
講 師 岩井 邦久(栄養学科 教授)
内 容
食べ物は栄養、し好、生体調節の3つの役割を持っていて、今は病気の一次予防の観点から生体調節機能が注目されています。これは何も健康食品だけのことではなく、私達の身の回りにも有益な保健機能を持った地域の食べ物があります。つまり、私達は健康の面と産業の面で地域の自然から恩恵を受けているわけです。そこで、これまで産学官連携の研究で地域の山・畑・海から見つけ出した食べ物の保健機能を紹介します。
講師プロフィール
青森県弘前市出身。東北大学大学院修了。農学博士。三菱化学株式会社、青森県工業総合研究センターを経て2005年に青森県立保健大学大学院。2008年より現職。ガマズミ活用研究会代表。専門は食品機能学、薬物動態学。地域食資源の生理機能の研究と、付加価値向上を目指した活動を行っている。
○テーマ「知的障害のある人のオープンカレッジの現状と課題~地域生活における学びについて考える~」
講 師 西村 愛(社会福祉学科 講師)
内 容
1998年に大阪府立大学で知的障害のある人のオープンカレッジが開講されて以来、日本各地の大学や公民館、特別支援学校などで、オープンカレッジが開催されています。青森市では2002年に開講され、今年で10年目を迎えました。オープンカレッジは、「いつでも学びたいときに、学ぶことができる」という生涯学習の意味あいをもちながらも、同時に障害のある人たちが地域生活を送るうえで重要な意味をも持ち合わせています。知的障害のある人にとって、学びとはどのようなことを意味するのでしょうか。それは、地域で生活するうえで、どのようなことに活かされているのでしょうか。公開講座では、本学におけるオープンカレッジの取り組みを紹介しながら、知的障害のある人の地域生活における学びについて考えてみたいと思います。
講師プロフィール
同志社大学卒、大阪府立大学大学院社会福祉学研究科博士課程単位満期退学。社会福祉士。研究テーマは、知的障害児者の地域生活の支援方法について等。
第2回公開講座
日時 平成23年6月11日(土)14:05~16:20
場所 青森県立保健大学講堂
○テーマ「みんなで支え合う介護をめざして~介護の男女共同参画を考える~」
講 師 佐藤 惠子(社会福祉学科 教授)
内 容
日本では、2009年に高齢化率が22%を超え、すでに超高齢社会を迎えています。今や介護は、すべての人々にとって最大の関心事となり、介護を巡る様々な問題が深刻化しています。こうした状況の中で、介護される人も介護する人も、みんなが幸せになれるような介護のあり方について、男女共同参画の視点から考えたいと思います。
講師プロフィール
名古屋市出身。東北大学大学院修士課程修了。弘前学院短期大学教員を経て1999年4月から青森県立保健大学社会福祉学科教員。女性福祉、女性・男性問題、男女共同参画社会などについて研究、実践している。
○テーマ「脳にはたらく化学物質 ~脳内物質と心の関係~」
講 師 神成 一哉(理学療法学科 教授)
内 容
脳は神経細胞のつながりからできていますが,神経細胞間の情報伝達は「神経伝達物質」という脳内化学物質が担っています。神経伝達物質の量が多くても少なくても脳の働きが変化して心や体に変調をきたし,うつ病やパーキンソン病などを引き起こします。薬や食べ物など,体外から入ってくる物質も神経伝達に大きな影響を与えます。講演では,心と体の安定を保つ上で大変重要な脳や心に影響を与える物質のことについてお話します。
講師プロフィール
青森県出身。弘前大学医学部卒業,医学博士。専門は神経内科学,神経薬理学。青森県立中央病院,弘前大学医学部附属病院などでの勤務を経て2008年より現職。脳・神経系疾患の診療とともにパーキンソン病治療薬の脳内での働きを調べる研究を行っている。
第3回公開講座
日時 平成23年6月25日(土)14:05~16:20
場所 青森県立保健大学講堂
○テーマ 「介護予防でいつまでも元気に~あおもり「杖なし会」の活動から~」
講 師 三浦雅史(理学療法学科 講師)
内 容
青森県は高齢化率が高く、高齢者が多い地域であることは言うまでもありません。歳をとると普段の何気ない動作が遅くなったり、反応が悪くなったりし、転倒を引き起こしたりします。介護予防では、このような状況を回避し、できるだけ介護を必要としないお年寄りが多くなることを目的としています。今回は6年間活動している、あおもり「杖なし会」の活動を紹介し、介護予防の重要性について提言できたらと思っています。
講師プロフィール
青森県弘前市生まれ
平成5年 弘前大学医療技術短期大学部理学療法学科卒業
平成5年 弘前記念病院勤務
平成8年 広島大学医学部保健学科理学療法学専攻 卒業
平成10年 広島大学大学院医学系研究科保健学専攻修了:修士(保健学)
平成10年 青森県健康福祉部 県立保健医療大学開設準備室勤務
平成11年 青森県立保健大学理学療法学科 助手
平成15年 同大学講師、日本体育協会公認アスレティックトレーナー取得
平成16年 弘前大学大学院医学研究科博士課程修了:博士(医学)現在に至る
平成16年4月~平成18年3月
青森県スポーツ元気わくわくプログラム策定委員会委員
青森県スポーツボランティアプロデューサー養成講座運営委員会委員
○テーマ 「子育て支援~私たちができること~」
講 師 大関 信子(看護学科 教授)
内 容
朝日新聞と韓国KBAテレビで報道された特別研究(平成19-20年度)の調査結果について概要を説明し、地域住民として何かできるかを医療人類学の視点から考える。
講師プロフィール
医療人類学修士(ロンドン大学大学院)保健学博士(東京大学)
平成11年4月 青森県立保健大学助教授就任
平成12年4月~平成16年3月 東京大学医学部研究生
平成16年4月 青森県立保健保健大学教授就任
東京大学大学院医学系研究科(国際母子保健学)客員研究員 現在に至る
<研究テーマ> ウイメンズヘルス、在日外国人及び海外在住日本人の母子保健、異文化看護、研究方法論
<趣味> 歌舞伎鑑賞、ウオーキング
第4回公開講座
日時 平成23年7月9日(土)14:05~16:20
場所 下北文化会館 大集会室
※場所はむつ市になりますので、御注意ください。
○テーマ 「日頃の食生活が、未来の健康をつくるもと~いつも意識で『無病息災』、まだまだ頑張る『一病息災』~」
講 師 清水 亮(栄養学科 講師)
内 容
『無病息災』と似た言葉で『一病息災』があります。これは『持病が一つくらいあっても、それによって健康に注意し、長生きに繋がる』という意味です。日頃から生活習慣を意識し『無病』を目指すことは大切。ただ病気になったとしても気持ちを切り替え、地道に健康的な生活習慣を保つことが『息災』に繋がると考えます。ここでは食生活と病気の関係についてお話ししますので、日頃の食習慣を見直すきっかけにしていただければと思います。
講師プロフィール
弘前市出身。岡山県立大学保健福祉学部栄養学科卒業後、同大学大学院保健福祉研究科栄養学専攻を修了。愛媛労災病院にて管理栄養士として8年間勤務し、2010年度より現職で臨床栄養学を担当。病態栄養専門師、NST専門栄養士の資格を有する。
○テーマ 「健康情報と上手にお付き合いする方法~あなたの健康に役立つ情報は何かを考えましょう!~」
講 師 乗鞍 敏夫(栄養学科 助教)
内 容
私は、ヒト肝臓がん細胞を用いて、”ボタンイボタケ”というきのこの抗がん作用とその有効成分を明らかとして、特許出願を行いました。この特許出願についてマスコミに発表したところ、地域の3つの新聞でその内容が掲載されました。しかし、報道されましたこの研究成果は、残念ながらまだまだ皆さんが健康となるために必要な情報ではありません。今回の講演では、特許出願した健康食品は特許庁のお墨付き? 新聞報道された記事は科学的に正しいことを新聞社が保障しているの?など暗いお話もありますが、明るく楽しい生活するために役立つ情報をお伝えできれば・・・と思っております。
講師プロフィール
兵庫県宝塚市出身。博士(生活科学)。管理栄養士、健康運動指導士。
大阪市立大学大学院生活科学研究科 前期博士課程修了(2000年~2002年)。食品添加物会社で着色料、香料、香辛料抽出物の開発(2002年~2005年)。川﨑会看護専門学校、PL学園看護専門学校の非常勤講師(2005年~2008年)。後期博士課程修了(2005~2008)。2008年10月より青森県立保健大学に赴任。
第5回公開講座
日時 平成23年7月23日(土)14:05~16:20
場所 青森県立保健大学講堂
○テーマ 「青森ねぶた囃子で世界一に挑戦~ギネス認定されるまでの道のり~」
講 師 小笠原メリッサ(栄養学科 助教)
内 容
ギネス世界記録って何? すごいことなの? どうやって認定されるの? 東北新幹線全線開業に向けて、青森の誇りである「『青森ねぶた囃子』横笛演奏を多人数で行い世界記録に挑戦する計画」が立ち上がりました。その挑戦が成功したことで、青森市民は青森に誇りを持ち喜びを共有しました。しかし、そこまでの道のりは、簡単ではありませんでした。少人数のスタートから2,320人が参加し認定されるまでの道のりについてお話します。
講師プロフィール
オーストラリア・ブリスベン出身。 クイーンズランド工業大学教育学部卒業。 同大学教育学修士課程修了。ブリスベン市内のインターナショナルスクールで英語教師として勤め、2007年より青森県立保健大学に勤務。
○テーマ 「あした、夢咲く・・・~ナースのたまごからプロフェッショナルまで「高性能モデル人形」で拡がる、繋がる!~」
講 師 織井 優貴子(看護学科 教授)
内 容
体に起こる変化をコンピュータ入力し、その状態を忠実に再現する「高性能モデル人形」を関東以北の看護系大学で最初に導入したのが本学です。「高性能モデル人形」は、救急医療が必要な状態や、がんなどで療養中の体調の変化を忠実に再現します。海外では既に医師・看護師の教育に活用されていますが日本では始まったばかりです。
今回は、海外と本学の活用例を紹介し、拡がる研究チームへの期待と「夢」をお話したいと思います。
講師プロフィール
東北大学大学院医学系研究科修了(博士:障害科学)。日本赤十字社医療センター、東北大学医学部付属病院等で臨床経験を積み、宮城大学看護学部講師、首都大学東京大学院教授を経て2009年より現職。がん化学療法看護認定看護師教育課程も担当。主な研究領域は、がん看護学、シミュレーション看護教育。








