認定看護管理者教育課程にかかる連携協力について

「青森県看護協会認定看護管理者教育課程連携協力協定」を締結しました。

(令和 4年3月11日)

 本学と青森県看護協会は、「青森認定看護管理者教育課程の運営に係る連携協力協定」(令和2年12月17日締結)の内容を一部変更し、令和4年4月1日より、「青森県看護協会認定看護管理者教育課程連携協力協定」を新たに締結しました。引き続き、青森県看護協会との連携のもと、教育課程の円滑な運営を支援して参ります。

 

  ◆青森県看護協会認定看護管理者教育課程連携協力協定書(104KB)  

 

 

「青森認定看護管理者教育課程の運営に係る連携協力協定」

(令和2年12月17日)

この度、本学と青森県看護協会は、認定看護管理者の教育課程の充実及び制度の普及に向け、セカンドレベル及びサードレベルの運営に係る連携協定を締結しました。同課程について、高等教育機関と職能団体が協同で運営にあたるのは全国で初めての取組となります。

締結式には、青森県看護協会から柾谷会長を始め5名、本学から上泉理事長を始め5名が出席し、調印にあたって、上泉理事長から次のとおり挨拶を申し上げました。

 

「急スピードで変革が進む保健医療福祉において、質の高いサービスを提供するために看護管理者の役割はたいへん大きいものがあり、特に今年は、COVID-19感染患者さんへの医療提供にあたって、看護職の活躍はたいへん大きなものでありました。しかし、その一方で、看護職への感染拡大、疲弊、誹謗中傷など、看護職はたいへん苦しい立場にあります。このような激動の時代にあって、看護管理者育成のための本教育課程のさらなる普及及び充実を図るため、この度、青森県看護協会の組織力と青森県立保健大学の教育資源を結集して運営にあたることとなりました。激動の時代にあってこそ職能団体と教育機関が連携して取り組むことは大きな意味を持つものであり、この協定締結が今後の連携を発展させる足掛かりとなることを切に願います。」

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青森県看護協会 柾谷会長(左) 県立保健大学 上泉理事長(右)

 

認定看護管理者とは、日本看護協会が認定する資格で、病院や介護老人保健施設等の看護管理者として必要な知識を持ち、患者・家族や地域住民に対して質の高いサービスを提供できるよう組織を改革し、発展させる能力を有すると認められた看護師です。その教育課程は3つの段階があり、本県では、本学が2005年にセカンドレベルを、2008年にサードレベルを開設し、これまでセカンドレベルでは344人が修了、サードレベルでは89人が修了するなど、地域の医療体制の充実に貢献しています。

 

青森認定看護管理者教育課程の運営に係る連携協力協定書  (44KB)