本学教員の逮捕事案について

各位

 

 平成30年4月10日、学内女子トイレの個室内で小型カメラと思われる不審物が設置されているのが発見されました。

 直ちに、防災センター等においてすべての女子トイレを確認したところ、ほかに不審物が無いことを確認し、加えて、本学警備及び清掃委託業者に、巡回及び清掃の際にトイレ等に不審物がないかチェックを徹底するよう指示しました。

 

 これは犯罪行為であることから、本学は、4月12日、青森警察署へ被害届を提出しました。

 翌13日には、学生及び教職員に本事案の概要と注意喚起について学内ポータルサイト等により周知しました。

 

 去る6月7日、本学理学療法学科の教員が、不審物設置目的で女子トイレに侵入した建造物侵入の疑いで逮捕されました。

 教育者の立場にある者が、このような事態を起こしたことは、許し難く、極めて遺憾であり、事態を重く受け止めています。

 事実関係を確認次第、厳正に対処します。

 

 学生、保護者の皆様、教職員、そして県民の皆様に多大なるご不安、ご心配、そしてご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。

 

 逮捕後直ちに、6月8日及び11日の2回にわたり、当職から学生及び教職員に対し、直接、本事案について説明し、お詫びを申し上げました。また、学生の皆様には、ご心配がある方は相談に応じてまいりますので、教員、保健室、事務局になんなりとご連絡くださるようお伝えしたところです。

 

 今後は、すべての教職員に対し、法令遵守について一層の指導監督を徹底し、このような事態が起きないようにいたしますとともに、学生の皆様の安全、安心な学習環境を確保し、皆様からの信頼を回復するよう努力を重ねて参りますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

    

  平成30年6月12日

公立大学法人青森県立保健大学

理事長 上泉和子

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