20111118日に弘前市で開催された第11回青森糖質研究会において、本学栄養学科の松江教授、岩井教授、森永助手の3教員が主体となるグループが青森糖質研究会の遠藤賞を受賞しました。

遠藤賞は、糖質およびその関連物質に関し、優秀な研究、開発、または発明を行い、糖質関連研究並びに産業の発展に貢献した会員または会員を含むグループに授与されるものです。今回、本学のグループは、アピオス、ペクチンおよびガマズミの研究に関連して、「地域の健康づくりと産業づくりを目指し、地域食資源の有益な機能性を地域住民の健康に役立てることと、その機能性を付加価値とした地域産業の振興を図るため、地域食資源に含まれる糖質の探索および生理機能、機能性成分の解明をテーマとした研究に取り組んできたこと。ならびに、企業、産業支援機関等の積極的な連携のもと、食資源の保健効果を活かした商品開発等に応用し、研究面のみならず、その製品化まで一貫したサポートを実践しており、これまでに多くの商品を上市してきたこと。」などが評価され、糖質に関わる研究業績と共に、地域経済の発展に寄与してきたことが、遠藤賞の受賞理由となりました。

受賞したグループメンバーは以下の通りです。

 松江 一 (青森県立保健大学教授)
 岩井 邦久(青森県立保健大学教授)
 森永 八江(青森県立保健大学助手)
 倉本 修助(青森市役所、青森県立保健大学大学院在学中)
 西嶋 智彦(グリコ乳業株式会社、青森県立保健大学大学院修了)
 中館 洋一(財団法人21あおもり産業総合支援センター、青森県立保健大学大学院修了)
 花松 憲光(財団法人21あおもり産業総合支援センター)

受賞した皆さん、おめでとうございます!

NEWSのTOPへ

賞状と盾を手に松江教授(中)、岩井教授(右)、
森永助手(左)

代表して受賞する松江教授(中)

青森県立保健大学 栄養学科 産学官食品機能研究グループが平成23年度青森糖質研究会
「遠藤賞」を受賞しました!