研究者カード 社会福祉学科
研究者氏名 | 職位 | 職域・学位 | 研究テーマ | 概略 | 協力内容 |
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出雲 祐二 | 地域連携・国際センター長、 地域連携科長、 教授 |
高齢者福祉 ・修士 (社会学専攻:上智大学院) |
介護保険と家族介護,フランス社会福祉政策 | 近年は自立高齢者の要介護への経年変化と要介護の規定要因に関する研究を時系列データに基づいて行っている。 また長年に渡って,フランスの社会福祉制度を研究し,昨年はフランスの貧困低所得者対策の1つである連帯就労所得について論文を発表した。 |
介護保険の効果や介護予防に関する研究調査,家族介護に関する研究調査,コミュニケーション技術に関する体験学習指導,フランスの社会福祉制度など |
大山 博史 | 学科長、 教授 |
精神科医・ 医学博士 |
自殺予防 | 地域や職域において、自殺予防に有効なプログラムを開発している。 うつ病スクリーニングを用いた地域介入により、中高年者の自殺率低減に貢献している。 一連の成果を国内外の学術雑誌に掲載している。 |
自治体や職場におけるうつ病スクリーニング実施のための専門的支援。 |
杉山 克己 | 学生部長 、 教授 |
社会福祉士 ・保健学修士 |
ソーシャルワーク機能の可視化に関する研究 | 現在は、社会福祉士最多就労先の一つである特別養護老人ホームにおけるレジデンシャル・ソーシャルワークのプロセス指標開発に取り組んでいる。 これによって、ソーシャルワークとは具体的に何をするのか、何をすることが重要なのかを他職種や利用者、そして特に新人ソーシャルワーカー等に簡潔に示すこと目指している。 |
薬物依存症者の社会復帰支援、ソーシャルワーカー養成教育、福祉オンブズマン・権利擁護等に関する事柄など |
大竹 昭裕 | 教授 | 法学修士 | 基本的人権論の再検討・再構成 | 左記テーマの下で、人権判例の分析・検討を進めている。特に、女性・非嫡出子・国籍・投票価値の平等など平等原則をめぐる判例の分析・検討に力を入れている。 成果は、青森法政論叢、判例時報、青森県立保健大学雑誌等に発表してきている。 | 憲法判例の解説、憲法・人権に関する講義など |
アラン ノールズ |
特任教授 | 教授・修士 (Oxford大学), 教育学大学院資格(London大学), 博士 (Sussex大学) | 理論言語学,応用言語学 | 理論言語学:統語論,意味論,音声学,音韻学 応用言語学:言語教育と言語習得に関する全分野,日本人学生のための外国語コースや海外体験コースの開発,独自の言語教育教材の開発 |
言語と言語学(特に英語,フランス語,ラテン語),外国語教育と外国語学習,外国語コースの開発,コミュニケーション |
小山内 豊彦 | 特任教授 | 文学士 | 地域学 | 混同されている「地域」と「地方」の本来的な意義を歴史的背景を踏まえて整理・論考する。その上で、持続可能な地域社会づくりについて研究する。 | 講演、執筆、等 |
児玉 寛子 | 准教授 | 社会福祉士 ・介護福祉士・介護支援専門員・社会福祉学修士 |
家族介護者支援に関する研究 | 要介護高齢者を介護する家族の負担感や介護継続要因、支援体勢、および介護終了後(要介護者を看取った後)の家族への支援等について検討している。 今年度は在宅で医療的な介護を行っている家族の現状と課題について調査予定である。 |
高齢者介護および家族介護のあり方、 家族会(高齢者を介護する家族の当時者会)の効果など |
坂下 智恵 | 准教授 | 精神保健福祉士・社会福祉士・博士(社会福祉学) | 自殺予防 | 地域や職域において、自殺予防に有効なプログラムを開発している。 うつ病スクリーニングを用いた地域介入により、中高年者の自殺率低減に貢献している。 一連の成果を国内外の学術雑誌に掲載している。 |
自治体や職場におけるうつ病スクリーニング実施のための専門的支援。 |
石田 賢哉 | 講師 | 精神保健福祉士・社会福祉士 ・人間学博士 | 障害福祉サービス利用者の主観的QOL向上 | 障害福祉サービスを利用している精神障害者の主観的QOLに影響を与える要因を統計的なアプローチで検証している。 現在、横浜市の障害福祉サービス(地域活動支援センターやグループホーム等)利用者を対象に調査を実施予定。 今年度の日本精神障害者リハビリテーション学会保健医療福祉発表会で途中経過のデータを発表予定。 |
障害福祉サービス利用者を対象とした満足度調査やニーズ調査。社会調査の基礎のレクチャーなど |
岡田 敦史 | 講師 | 臨床心理士 ・修士 (心理学) |
カウンセリング心理学、フォーカシング指向カウンセリング | パーソンセンタード・アプローチからのカウンセリング実践と研究を行う。特に、カウンセリングの本質である体験過程理論または「フォーカシング」には現象的側面と技法的側面から取り組んでいる。重症心身障害児を育てる保護者カウンセリングとしてフォーカシング指向カウンセリングの開発と実践及び心理臨床スーパービジョンで活用するフォーカシングに関する研究。他に、スクールカウンセリング、児童相談、障害児療育、リハビリテーションが心理臨床の領域である。 | カウンセリング実習。 事例検討。 心理臨床スーパービジョン。 |
工藤 英明 | 講師 | 社会福祉士 ・介護福祉士・介護支援専門員・介護教員・修士 (健康科学) |
高齢者へのケアマネジメント実践の効果評価及び高齢者支援に関する諸課題 | 高齢者へのケアマネジメント効果について、高齢者の状態像やサービスマネジメント、費用対効果、介護負担などの側面から縦断的に検証している。 また事例研究会を通じて、ケアマネジメント実践の検証及び地域包括ケアシステムの構築方法や高齢者を支える人材の諸課題について検討している。 |
介護保険制度、ケアマネジメント、ケアプラン、面接技術、認知症介護、事例研究など |
齋藤 史彦 | 講師 | 社会福祉士 ・社会福祉学修士 |
刑務所出所者等の社会復帰支援について | 非行少年や刑務所出所者の社会復帰について就労先の確保や就労継続のあり方を中心に検討している。これまで青森県内の協力雇用主や保護司に対する意識調査を実施した。 | 更生保護 保護司 協力雇用主 |
西村 愛 | 講師 | 社会福祉士 ・社会福祉学修士 |
知的障害のある人たちに対する地域生活の支援方法 | 知的障害のある人たちが、親亡き後も豊かに自分らしく生活することが実現できるように、知的障害本人に対する支援はもちろんのこと、家族(親・きょうだい)支援のあり方について研究を行っている。 | 親役割を引き継ぐためのサポートについて 知的障害のある人たちの自己決定の支援について 知的障害のある人たちの生涯学習 インクルージョン実現に向けた方策 |
廣森 直子 | 講師 | 博士(教育学)、 修士(学術) |
働く女性の学習に関する研究 | 成人学習論、社会教育論、ジェンダー論の視点から、働く女性を取り巻く環境や現状について調査研究を行い、そのキャリア形成過程やエンパワメント過程について明らかにすることをめざしている。近年では、専門職や非正規職を対象とした研究を行っている。 | ジェンダーと社会、生涯学習論、成人学習論、社会教育論等。 |
村田 隆史 | 講師 | 社会福祉士 ・博士 (経済学) |
貧困問題の解決に向けた社会保障制度の機能に関する研究 | 貧困問題が多様化・深刻化する中で、社会保障制度が生活保障として機能しているのか、機能していないのであれば何が原因であるかを分析している。社会保障制度は、社会保険、公的扶助、社会福祉、保健医療、公衆衛生など範囲は広いが、制度を利用している人の生活実態をふまえて、制度のあり方を考察するように心がけている。これまでは公的扶助を中心に研究していたが、徐々に分析範囲を広げている。 | 社会保障制度に関する制度・政策の動向の分析(社会経済的状況を含む)、社会保障制度に関する講義、制度を利用する人々の実態調査など |
加賀谷 真紀 | 助教 | 介護福祉士 ・社会福祉学士 |
高齢者の理解につながるレクリエーション財開発の研究 | 介護者や福祉職を目指す学生等が、レクリエーションを媒介に、高齢者の言語や暮らしぶりが理解できるようになることを目指した レクリエーション財開発に関する研究。 | 介護福祉,高齢者のレクリエーションなど。 |
種市 寛子 | 助教 | 社会福祉士 ・社会福祉学修士 |
ソーシャルワーク実習教育について | ソーシャルワーク実習を中心とした社会福祉士養成のための教育内容の検討、ソーシャルワーク実習における実習担当教員と実習指導者との連携のあり方等に関する調査、研究を行っている。 | 実習教育、実習プログラムに関する調査等 |