教職員の海外学術・国際教育交流について

 

海外学術・国際交流助成

ヘルスプロモーション戦略研究センターでは、公立大学法人青森県立保健大学国際交流ポリシーに基づく「保健、医療及び福祉分野の向上(ヘルスプロモーション)並びに大学経営に関する課題に係る海外における学術・国際交流についての取組」を支援するため、本学の教職員を対象に活動費用を助成しています。

 

参考:国際交流ポリシー

 

令和6年度

申請者 健康科学総合教育部門 特別助手 梅﨑 泰侑
目的 国際学会における学会発表のため
研究・実施地 Bali, Indonesia
実施期間 令和6年9月26日~令和6年9月28日
実施内容 学会発表、現地参加者とのディスカッション
本学の教育、研究、大学経営に活用できると見込まれる内容 各シンポジウムへの参加や聴衆とのディスカッションを通じて、最新のスポーツ医学、外傷予防に関する知見を得ることができた。この新しい知見をもとに、今後の研究のさらなる発展を目指す。さらに新たに国内外の研究者との関係性を構築することもできたため、今後より広範囲の研究データを活用したり、共同研究の開始など他大学や研究機関と連携し、研究の質をさらに向上させていきたい。
成果の具体的な活用方法(公表・発信の予定、計画等) 初めての国際学会に参加し、海外の研究者とのディスカッションを通じて、自身の研究成果の解釈を今一度考え、考察を深めることができた。助言いただいた視点も含めて考察を深め、スポーツ医学やリハビリテーションに関する国際的なジャーナルに投稿する予定である。

 

令和5年度

申請者

理学療法学科 教授 篠原 博

目的

World Physiotherapy Congress 2023での参加および発表

研究・実施地

Dubai、UAE

実施期間

2023年6月2日~2023年6月4日

実施内容

「Changes in knee joint angle during 1-hour of walking after anterior cruciate ligament reconstruction」というタイトルにて学会発表を行った。

本学の教育、研究、大学経営に活用できると見込まれる内容

本学会で発表された研究成果は、学部から大学院に至るまで、運動学関連の教育および研究に新しい視点を提供するものとして捉えられる。特に、この研究で開発された測定システムは、他の大学でも参考にされるほど革新的であり、大学院への進学を希望する学生の増加にも寄与すると期待される。

成果の具体的な活用方法(公表・発信の予定、計画等)

現在、論文化を進めている。具体的にはサンプル数をあと数名増やした上での公表を予定しているため、今年度中に論文化を行う予定である。
地域貢献を含めて研究を進め、論文等で公表したい。青森県には超高齢で短距離走を実施している高齢者もおり、そのような方々を測定するなど、青森と全国、世界を繋げるような活動も計画したい。

 

 

申請者

理学療法学科 准教授 渡邊 龍憲

目的

世界理学療法連盟主催のWorld Physiotherapy Congress 2023に参加し非侵襲的脳刺激法に関して発表すること

研究・実施地

アラブ首長国連邦・ドバイ

実施期間

令和5年6月2日~令和5年6月4日

実施内容

World Physiotherapy Congress 2023に参加し非侵襲脳刺激法のひとつである経頭蓋静磁場刺激が脳活動に与える影響について発表すると共に世界各国から集まった理学療法士と議論した。

本学の教育、研究、大学経営に活用できると見込まれる内容

海外の優秀な研究者との議論により関連知識を高め国際学術誌への投稿・掲載が期待される.また,非侵襲的脳刺激法を含めた理学療法に関する最新の科学的知見や研究手法等を他の教員および学生と共有することで,本分野の世界的な動向を踏まえた研究・教育の発展が期待される。

成果の具体的な活用方法(公表・発信の予定、計画等)

本活動について本学インスタグラムにて発信した.また,本学教員等に対してセミナー等を開催予定である。