生涯スポーツ

科目・科目群 人間総合科学科目・人間と存在
科目名 生涯スポーツ
授業形態 演習 単位数 2単位 選択・必修 選択  
配当年次 1年次 学期 後期 合計コマ数 30コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 李 相潤 学内連絡教員 李 相潤
科目担当者 李 相潤
身につける力 自らを高める力
学習キーワード 主体的学習力、表現力

1.科目のねらい・目標


【講義】
本授業では健康増進や維持のために、運動生理学や応急処置を含む予防医学を取り入れる。そして日常生活の身近なできごとを取り上げ、討論を通して健康のあり方を考える。

【実践・実技】
基本的な身体動作を学び、生涯におけるスポーツの楽しみ方を身につけ、日常の健康増進や維持に必要な運動方法を取得する。自分の身体組成を理解し、健康増進や維持の課題に対する継続的な実践を行う。とくに有酸素運動の知識や実践能力を高め、脂肪や体重調整などの能力を習得する。さらに「生きる力」を養うために集中授業として夏の野外活動を実施し、仲間との意識の向上や自然との向き合い方を学ぶ。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等


1.授業計画・内容
1回目 健康と運動/現代社会と生活環境*
2回目 身体の構造/トレーニング方法論(運動生理学含む)*
3-4回目 スポーツと応急処置*
5-8回目 野外活動†
9回目 ストレッチング・基本的な身体動作の理解
10回目 有酸素運動の理解と実践(体重減量中心)
11回目 トレーニングマシンの使用方法と実践
12回目 フットサルの基本練習とゲーム
13回目 バドミントンの基本練習とゲーム
14回目 バレーボールの基本練習とゲーム
15回目 カーリングの基本練習

*集中講義(8/5) 
・健康に関する講義/応急処置を含む野外実習の事前準備など
・各自の実践課題の問題抽出:体重などの身体組成の測定と活動計の配布など
・体重減量に必要な心拍計を用いた有酸素運動方法

†野外活動(2つのグループに分けて実施。 Aグループ:9/17、Bグループ:9/18)
 注)台風や気象変動などによる日程変更の可能性があります(予備日:9/20)

2.方法
グループは種目別に新しく構成し、コミュニケーション能力の向上とリーダーシップが発揮できるようにする。種目別のクループ構成は上手な人と苦手な人を組み合わせ、協調性と仲間意識を学ぶ。実践課題をクリアするためには継続的な運動習慣や身体の基本的な知識が必要になるので、教員のアドバイスを受けながら行う。

3.準備学習
受業の前には実施する種目の基本的なルールや知識を自主的に学習し、参加する。

3.教科書

授業で資料配布

4.参考書

杉晴夫編集:「運動生理学(栄養・健康科学シリーズ) 改訂第3版」、南江堂、2001年、ISBN 4524223835

5.成績評価方法

筆記テスト(10%)、実践課題(60%)、受業への参加態度(30%)
*筆記テストは授業中に配布する資料を中心とする。
*実践課題とは、最初の授業で健康に関連する課題や問題を抽出(8/5)し、最後の授業日までクリアする。
 例1。健康因子である筋量、脂肪量、骨、身体活動量などを測定し、改善課題を見つける。
 例2。課題を改善するために必要な運動方法を選定し、実践する(有酸素運動による体重減量など)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

授業ではケガ防止のために十分なウオーミングアップを実施していから行う。本授業では個人の体力レベルやパフォーマンス向上を主な目的とせず、生涯スポーツを仲間とともに行うことを重要視している。また、授業の中でははじめて会う人とのコミュニケーションや協調性、リーダーシップが発揮できることを期待している。さらに授業で学んだ内容について理解し、継続的な実践課題を通してポジティブな結果につなげる。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

【各自準備する物品】
・トレッキングに必要な用具(長靴、服、上下雨具、タオル、帽子、水、昼食など)
*集中講義と野外活動にすべて参加できない人は、生涯スポーツの科目履修を認めない(やむを得ない場合は事前に相談してください)。
*学内授業の出席2/3以下は科目履修を認めない。

・時計型心拍計
*8/5から時計型心拍計が必要(各自購入;約3000円程度)。
注)メーカーや詳細な機能は問いませんが、防水機能と心拍数が大きく見える時計型心拍計をお勧めします。常に購入している人はそのまま使用してよい。8/5に必ず持参してください。

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