社会福祉基礎実習1

科目・科目群 専門科目群・専門支持科目
科目名 社会福祉基礎実習1
授業形態 実習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 1年次 学期 通年 合計コマ数 22コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 児玉寛子 学内連絡教員 児玉寛子
科目担当者 大竹昭裕 石田賢哉 工藤英明 児玉寛子 廣森直子 岡田敦史 宮本雅央  葛西孝幸
身につける力 自らを高める力
学習キーワード 主体的学習能力,専門知識,倫理的態度

1.科目のねらい・目標

1.ねらい
1年次に実施される必修の実習科目であることをふまえ、社会福祉の専門的学習への導入とする。また、上級学年での配属実習等の基礎となるよう、実習の意義や実習施設(種別、支援内容、利用対象者、従事者等)について理解する。
2.目標
上記のねらいに沿って、(1)上級学年での配属実習等に必要な基礎的技能の獲得 (2)社会福祉現場にかかわる利用者・従事者、施設や機関に関しての基礎的理解を図る (3)これら全体を通じて、実習の意義・意味を主体的に考える。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
第1・2回 オリエンテーション,事前学習①(実習施設・機関の理解)
第3・4回 事前学習②(記録作成のポイント、学外実習要項作成)
第5・6回 学内体験実習
第7・8回 事前学習③(学外実習要項の中間報告)
第9・10回 事前学習④(個人情報保護等について、学外実習要項の最終確認)
見学・体験実習
第11・12回 実習の振り返りとまとめ
第13・14回 グループ報告会
第15・16回 後期の目標・実習振り返り
第17・18回 個人報告会①
第19・20回 個人報告会②
2. 方法
(1)グループワーク等を通じて基礎的社会技能を身につける。
(2)学内における援助・被援助体験と「援助する」ということに関する学習を行う。
(3)見学・体験実習施設の種別、根拠法、対象利用者、支援内容、従事者等に関して文献や各種資料を調べて整理し理解する。
(4)見学・体験実習における課題等を整理しディスカッションする。
(5)各施設に赴き,実際の業務を見学・体験し,利用者理解や職員の専門性等に関する理解,更に各専門職間の協働・連携等について学習する。
(6)施設職員等現任者による業務や利用者に関する講義を受ける。
(7)見学・体験実習をもとにしたレポート作成する。
(8)報告会を開催し、グループ発表、個人発表を行う。
3.準備学習
 「学習活動の記録」を毎回作成し、授業の振り返りと次回の課題を明確にすること。具体的には初回授業で指示する。

3.教科書

1)ミネルヴァ書房編集部 編 社会福祉小六法(2019年版) ミネルヴァ書房

4.参考書

「第4版よくわかる社会福祉施設-教員免許志願者のためのガイドブック-」,全国社会福祉協議会,2016.
ISBN978-4-7935-1157-8 C2036

5.成績評価方法

授業への参加度および毎回の学習記録(60%)、前期レポート(20%)、最終レポート(20%)を総合して評価する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

見学・体験実習前後の学習が大切な科目であることをより明確にし、ていねいな指導を行います。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
学内外での見学・体験実習では必要な物品等があるので,その都度指示する。
授業中に配布する「社会福祉実習のてびき」「社会福祉基礎実習1の手引き」は毎回持ってくること。
実習先によっては交通費等実費が必要になることがある。

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