就労支援論

科目・科目群 専門科目・基幹科目
科目名 就労支援論
授業形態 講義 単位数 2単位 選択・必修 必修  
配当年次 3年 前期 学期 前期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 鳴海春輝 学内連絡教員 村田隆史
科目担当者 鳴海春輝
身につける力 専門的知識に根ざした実践力
学習キーワード 専門的知識、倫理的態度、問題解決力

1.科目のねらい・目標

[科目のねらい]
 現代の労働環境を学ぶ。労働法の基本的理解を深める。障害者、低所得者の労働環境を理解し就労支援の在り方を学ぶ。

[授業修了時の達成課題(到達目標)]
 ハローワーク、地域障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター等の役割や配置されている専門職についての理解を深め、障害者・低所得者への就労支援を組み立てていくことができる。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等


1. オリエンテーション   担当者の自己紹介、授業の進め方
2. 働くことの意味     就労支援と生活困窮者自立支援法の成立
3. 労働市場の変化    労働年齢期人口の減少、ワークライフバランスの実現
4. 労働に関する法律   労働法規の動向、労働契約の捉え方、労使紛争解決制度
5. 労働に関する制度   労働に関する公的保険(労災保険法、雇用保険法)
6. 就労支援に係る法律  雇用対策法、職業安定法、障害者雇用促進法、最低賃金法等
7. 障害者の就労(その1)  障害者の就労の現状、戦後からの障害者雇用
8. 障害者の就労(その2)     障害者福祉施策における就労支援
9. 障害者の就労(その3)    障害者雇用施策における就労支援
10.障害者の就労(その4)   特別支援学校における就労支援
11. 障害者の就労(その5)   民間の取組、諸外国の取組
12.低所得者と就労支援  生活保護受給世帯、母子世帯、ホームレス、生活困窮者
13.専門職の役割と実際  サービス管理責任者、就労支援員、職業指導員、生活支援員等
14.就労支援の連携と実際(その1)  就労ニーズの把握、支援計画の作成
15.就労支援の連携と実際(その2)   連携の意義、ネットワークの有用性、事例検討

3.教科書

社会福祉士養成講座18『就労支援サービス 』中央法規  ISBN:978-4-8058-5304-7
最新版を使用する。

4.参考書

適宜、配布および紹介をする

5.成績評価方法


レポート提出2回(30%)、筆記試験(70%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

板書の工夫や補助資料を適宜配布するほか、DVDなどの視覚的教材も取り入れ、分かりやすい授業を心がける。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

日頃から、新聞に目を通しておくこと。

ページの先頭へ

ホームへ戻る