臨床栄養学総論
科目・科目群 | 栄養学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 臨床栄養学総論 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 2単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 齋藤 長徳 | 学内連絡教員 | 齋藤 長徳 | |||
科目担当者 | 齋藤 長徳 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識 専門的技術 クリティカル・シンキング |
1.科目のねらい・目標
傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいて、適切な栄養管理を行うために、栄養アセスメント、栄養ケアプランの作成、実施、評価に関する栄養ケア・マネジメントの考え方を理解し、管理栄養士が行う具体的な栄養状態の評価、判定、栄養補給、栄養教育、食品と医薬品の相互作用などについて修得する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1回:臨床栄養の概念(臨床栄養管理の意義と目的)
臨床栄養の考え方、栄養管理プロセスの基本を理解する
第2回:臨床栄養の概念
臨床栄養での管理栄養士の役割や背景および栄養管理プロセスの基本的流れを理解する。
第3回:臨床栄養の概念
国際生活機能分類(ICF)を理解する
医療・介護保険制度の基本や算定要件を理解する。
第4回:臨床栄養の概念
医療・介護保険制度の算定要件を理解する
職業倫理および基本的用語を理解する
第5回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
チーム医療などを理解する。
スクリーニング、アセスメント法の概要をを理解する。
第6回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
スクリーニング、アセスメント法(臨床診査・身体計測)を理解する。
第7回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
スクリーニング、アセスメント法(臨床検査・食生活調査)を理解する
第8回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
栄養ケア計画書およびその実際を理解する
栄養目標量を理解する。
第9回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
栄養補給法(経口・経腸・静脈栄養)の特性と方法・選択・計画を理解する。
第10回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
栄養補給法(経口・経腸・静脈栄養)の特性と方法・選択・計画を理解する
第11回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
栄養補給法(経口・経腸・静脈栄養)の特性と方法・選択・計画を理解する
栄養教育の種類を理解する。
第12回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
栄養教育(診療報酬、介護報酬)の要件を理解する
モニタリング、再評価を理解する。
第13回:傷病者・要介護者の栄養ケアマネジメント
症例検討を行う。演習
第14回:薬と栄養・食物の相互作用
薬物と栄養・食物との相互関係を理解する。
第15回:まとめ
症例検討を行う。栄養ケアマネジメントの実際を理解する。(演習)
2.方法
教科書を中心に、臨床栄養学の基本的事項の理論と実践を講義する。またアセスメントにおいて症例をとおし演習を行う
3.準備学習
次回学習項目の予習(教科書)をして臨む
3.教科書
明渡洋子他編著:カレント臨床栄養学(第2版)-建帛社、2018.ISBN978-4-7679-0625-6 C3047
4.参考書
都度、必要関係資料配布
5.成績評価方法
定期試験100%
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
理論のみならず、理論が実際に行かせるよう演習もとりいれる。またその実践も指導する。さらに今までの授業改善アンケートおよびピアレビューなどの結果も反映させたい
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
医療・福祉・保健の場において、管理栄養士の根幹となる業務です。基本的な栄養ケアシステムを理解し、その方法論を学び得る授業となります。