ヘルスケアマネジメント実習

科目・科目群 健康科学部共通科目・ヘルスリテラシー科目
科目名 ヘルスケアマネジメント実習
授業形態 実習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 4年 学期 後期 合計コマ数 23コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 鄭 佳紅 学内連絡教員 鄭 佳紅
科目担当者 (看護学科)鄭 佳紅、古川 照美、福岡 裕美子村上 眞須美、佐藤 しのぶ
(理学療法学科)川口 徹、勘林 秀行、藤田 智香子、橋本 淳一
(社会福祉学科)瀧澤 透、児玉 寛子、石田 賢哉、工藤 英明、葛西 孝幸
(栄養学科)齋藤 長徳、清水 亮、熊谷 貴子、小山 達也
身につける力 統合的実践力
学習キーワード クリティカルシンキング、地域健康課題の理解、多職種協働

1.科目のねらい・目標

 「ヘルスケアマネジメント論」で学んだ理念や知識を基盤として、実際の事例を通してヘルスケアマネジメントの学習を深め、各専門職の専門性と独自性をふまえて、地域の特性に応じた包括的なヘルスケアのために保健・医療・福祉の連携と協働に必要な能力を身につけ、地域住民のヘルスリテラシーの向上のための取り組みについて必要な援助を考える。
 (1) 受け持ち事例を通して、ヘルスケアマネジメントの展開過程について理解できる。
 (2) 受け持ち事例のヘルスケアプランを作成することができる。
 (3) 受け持ち事例が地域で生活するために必要とされる社会資源について理解し、活用することができる。
 (4) 所属する学科および他学科の専門職としての役割と特徴について理解できる。
 (5) 保健医療福祉サービスに関わる専門職の連携と協働の必要性について理解できる。
 (6) 受け持ち事例を通して、個人および地域住民のヘルスリテラシー向上のための取り組みを検討することができる。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

 1グループ10名前後の4学科混成グループを編成し,1グループにつき1事例を受け持ち,ヘルスケアマネジメント(アセスメント~ヘルスケアプラン作成まで)を展開し,その成果を発表する。
第1回~第2回  
 ・ガイダンス
 ・事例の検討および実習計画検討
第3回~第18回
 ・事例および関係機関・関係者への訪問計画作成
 ・フィールドワーク
  ①地域特性と社会資源について把握する。
  ②事例への訪問および各関係機関・関係者を訪問し情報収集する。
 ・ヘルスケアプランの作成と分析
 ・プレゼンテーションの準備(レジュメやパワーポイントの作成)
第19回~第22回
 全体発表会
第23回
 総括(まとめと振り返り)

3.教科書

指定なし

4.参考書

・厚生統計協会編集:「国民の福祉と介護の動向」,2017/2018,ASIN: B074BNG15X​.
・社団法人日本社会福祉士会編集:「新社会福祉援助の共通基盤」,上・下,中央法規, 2009.978-4805831267
・福屋靖子,他:「人間性回復のためのケアマネジメント-リハビリテーションの視点からの展開」,メヂカルフレンド社,2000.978-4839209094
・日本医療ソーシャルワーク研究会編:「医療福祉総合ガイドブック2018年度版」,医学書院,2018.978-4260025195
・日本精神保健福祉士協会編:「精神障害者のケアマネジメント」,へるす出版,2001.978-4892693939
・野中猛: 「図説 ケアマネジメント」,中央法規,2002.978-4805816189
・日本臨床栄養研究会編集:「臨床栄養 2011年臨時増刊号 病院・施設・在宅を結ぶ高齢者のケア」,医歯薬出版,2011.ASIN: B00ADE4ROI

5.成績評価方法

グループ評価(実習計画書,中間報告書,ヘルスケアプランの内容,全体発表会の発表内容)50%と個人評価(グループ活動への貢献,個人レポート)50%

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

履修時期が就職活動や卒業研究等と重なり,限られた時間での実習となるが,各自、しっかりタイムマネジメントを行い、臨んでもらいたい。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
青森市内において実習を行うが、訪問時の交通費は自己負担となる。

ページの先頭へ

ホームへ戻る