看護形態機能学
科目・科目群 | 看護学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 看護形態機能学 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 1年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 13コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 角濱 春美 | 学内連絡教員 | 角濱 春美 | |||
科目担当者 | 角濱 春美、木村 恵美子、藤本 真記子、小池 祥太郎、伝法谷明子 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術 |
1.科目のねらい・目標
看護過程の展開に活かすための人体の構造の理解のしかた、機能のとらえかたについて学ぶ。前期に習得した人体の構造と機能の知識を生活者としての人間にあてはめ、どのようなからだの構造と機能を使って日常生活を営んでいるのかを学び、看護が必要となった際に、対象の「身体」をどのようにとらえていくべきかを学ぶ。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容(各1コマ)
1・2回目:人体の構造のイメージ化(臓器ペインティング演習)
3回目:人体の構造のイメージ化(フィジカルアセスメントを用いた臓器ペインティングの評価)
<1~3回目担当:角濱、伝法谷>
5回目:食欲・食行動、咀嚼・嚥下(1・2グループ担当)
6回目:消化、吸収(3・4グループ担当)
7回目:便の生成と排泄、尿の生成と排出(5・6グループ担当)
8回目:呼吸、心臓による血液循環(7・8グループ担当)
9回目:心臓の刺激伝導系、血圧(9・10グループ担当)
10回目:末梢循環、水分出納とホメオスタシス(11・12グループ担当)
11回目:血液での防衛機構、止血(13・14グループ担当)
12回目:まとめと振り返り
13回目:ミニテストのフィードバック・ベストパフォーマンスグループの発表
<4~13回目担当:角濱、木村、藤本、小池>
2.方法
1~3回目は、シャツにお互いに骨や筋肉、臓器を描くことで、人体の構造を生身のからだでイメージする力を養います。
3回目から11回目は、互いに学び合うアクティブラーニングの教育方法で行います。
グループで教員とともにそのテーマについての学びを深め、30分程度の講義を計画し、行ってもらいます。聴衆となった学生はその講義を聞き、分かりやす等の評価を行います。次の授業の際にミニテストを行い、知識が習得されたかを評価します。
3.準備学習
教科書の該当ページ、および人体構造学・機能学の復習などをして準備すること。グループで課題に取り組み、質の高い講義を目指してください。教員はよい授業を促進するファシリテーターとして相談に乗ります。
3.教科書
菱沼典子:「看護形態機能学ー生活行動からみるからだ-(第4版)」,日本看護協会出版会,2017.ISBN 978-4-8180-2061-0
4.参考書
初回授業時に提示
5.成績評価方法
各回のミニテスト(80%)、グループ講義の質評価(20%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
形態学・機能学で学んだ基礎知識の学びと、看護技術や看護にスムーズに思考が連携するように授業を組み立てていきます。学生が授業を行うことによって看護にとって重要な教育する能力を育むこともねらいにしており、学生からは難しさもあったがたいへん楽しかったとの評価を得ています。この授業をとおして、自分のからだに対する興味、愛着、生活との関連性に気付いてほしいと望んでいます。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
臓器ペイントのために白か薄い色のTシャツを用意して頂きます。
不明な点はどんどん教員に質問してください。