看護過程

科目・科目群 看護学科専門科目・基幹科目
科目名 看護過程
授業形態 講義 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 1年次 学期 後期 合計コマ数 8コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 藤本 真記子 学内連絡教員 藤本 真記子
科目担当者 藤本 真記子、福井 幸子、一戸 聖羅
身につける力 専門的知識に根ざした実践力
学習キーワード 専門的知識、問題解決力、クリティカルシンキング

1.科目のねらい・目標

 看護過程展開のための基礎的知識を学ぶ

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
 第1回   看護過程の各段階
        アセスメント
         1)情報の収集・整理、 2)情報の解釈・分析
 第2回   アセスメント
         3)分析からみえる看護上の問題、看護診断
 第3回   アセスメント
         4)全体像
 第4回   看護問題の明確化
         1)看護問題の抽出
         2)アセスメントの論述
 第5回   看護問題の統合、優先順位(全体像)      
 第6回   看護計画
         1)目標の立て方
         2)計画立案
 第7回   ケア計画実施(看護記録含む)
 第8回   実施・評価

2.方法
 看護過程の5段階について、演習を交えて講義をします。
 事前学習課題については、翌週以降で回答例や考え方を説明します。

3.準備学習
 毎回事前学習課題があります。
課題に熱心に取り組むほど授業内容の理解が深められます。

3.教科書

1)茂野かおる他:「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学(2)基礎看護技術Ⅰ(第17版)」、医学書院、2020、ISBN978-4-260-03564-4 (1年前期 実践基礎看護技術Ⅰで購入済み)
2)井上智子・佐藤千史編:「病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図(第3版)」、
   医学書院、2016、ISBN 978-4-260-02835-6
3)NANDA-International著:「NANDA-I看護診断定義と分類 2018-2020」、医学書院、2018、
   ISBN 978-4-260-03443-2
4)高木永子監修:「看護過程に沿った対症看護(第5版)」、学研メディカル秀潤社、2018、
   ISBN978-4-7809-1025-4

4.参考書

 随時授業で紹介します。

5.成績評価方法

 課題評価(30%)、筆記試験(70%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

 アンケートでは「授業に関連する自主的学習」については特に高い評価です。
 2年前期必修科目の看護過程演習につなげるための基礎的知識習得を目標とし、授業内容と事前・事後学習内容の検討・工夫をはかっていきます。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目です。
 毎回の課題を積み重ね、看護過程の各段階の理解を深めてください。この「看護過程」で基礎的知識を身につけ、2年前期「看護過程演習」で事例を通して学びを深め、2年後期「基礎看護実習Ⅱ」では、受け持った患者さんに対して、各自で展開していきます。今後の理解に大きく影響するので、欠席することなく、主体的に取り組んでください。不明なところは積極的に聞いて早めに解消してください。

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