実践基礎看護技術Ⅲ
科目・科目群 | 看護学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 実践基礎看護技術Ⅲ | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 木村 恵美子 | 学内連絡教員 | 木村 恵美子 | |||
科目担当者 | 木村 恵美子、福井 幸子、小池 祥太郎 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術、倫理的態度 |
1.科目のねらい・目標
看護の対象のもつ問題や、受ける治療等に応じた看護の実際を学ぶ。
実践基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ、看護過程、ヘルスアセスメント等既習の知識・技術を統合し、看護ケアの具体的展開を理解する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
吸引や膀胱留置カテーテル挿入等の侵襲のある援助技術や、酸素吸入等の治療に伴う援助技術、および危篤時の看護について、自己学習を基に講義、演習を進める。演習では、互いに患者・看護師役割をとりながら、援助の実際を学ぶ。
〔1-2回目〕危篤時の看護および排泄を整えるケア1
講義:1.危篤時の看護2.排便困難がある患者へのケア、3.排尿困難がある患者へのケア
〔3-4回目〕排泄を整えるケアの援助の実際
演習:膀胱留置カテーテル挿入、浣腸
〔5-6回目〕栄養状態改善に向けたケアおよび呼吸を整えるケア
講義:栄養状態改善に向けたケア、呼吸を整えるケア
〔7-8回目〕栄養状態改善に向けたケアおよび呼吸を整えるケアの援助の実際
演習:酸素療法、鼻腔・口腔内吸引 経鼻経腸栄養法
*演習の順番は変更する場合があります。
2.方法
基本的な知識を講義後、グループで具体的な援助方法を患者・看護師役を担って実施します。教員は毎回全員で各Gの演習を指導します。
3.準備学習
事前学習課題から該当する看護技術に必要な知識を学び、そしてDVD・チェックリストを用いて看護技術の一連の流れを予習してください。
3.教科書
高木永子監:「看護過程に沿った対症看護 病態生理と看護のポイント(第4版)」、学研メディカル秀潤社、2010、ISBN978-4-7809-1025-4C3047 「1年次後期購入済み」
4.参考書
授業時に紹介します。
5.成績評価方法
筆記試験(80%)、提出物の内容(10%) 、演習への参加状況等(10%)で評価する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
皆さんからは、授業に真摯に取り組んだ78%、自主的学習を行った74%と「強くそう思う」に回答がありました。講義と演習を分けることで確実に演習をする機会が得られてよい・吸引の患者体験ができてよい等と興味・関心を持って積極的に授業に参加できたという評価でした。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
演習では、準備・後片づけを全員で行っています。