看護過程演習

科目・科目群 看護学科専門科目・基幹科目
科目名 看護過程演習
授業形態 演習 単位数 1単位  選択・必修 必修  
配当年次 2年次 学期 前期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 福井 幸子 学内連絡教員 福井 幸子
科目担当者 福井 幸子、 藤本 真記子、小池 祥太郎、小林 昭子、一戸 聖羅、種市  輝
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 主体的学習力、専門的知識、問題解決力

1.科目のねらい・目標

看護過程の展開方法について理解できる。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容

第1・2回目      情報収集                ※1年次講義資料他、教科書1)p226~232
第3・4回目      全体像・問題の明確化・優先順位     ※1年次講義資料他、教科書1)p238~246
第5・6回目      中間カンファレンス、全体像完成 
第7・8回目      計画立案①              ※1年次講義資料他、教科書1)p247~252
第9・10回目     計画立案②
第11・12回目    実施・評価                ※1年次講義資料他、教科書1)p252~256
第13・14・15回目    発表会
※6グループの学生を2名の教員が担当し、1回~12回目まで演習指導に当たります。13回~15回の発表会は教員全員で関わります。

2.方法
紙上事例の看護過程をグループワークで展開していきます。

3.準備学習
1年後期科目の「看護過程」で得た基礎的知識を活用し、グループで事例を展開するので、復習して
授業に臨んでください。

3.教科書

1)茂野かおる他:「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学(2)基礎看護技術Ⅰ (第16版)」,医学書院,2015.ISBN 978-4-260-01999-6(実践基礎看護技術Ⅰで購入済み)
2)井上智子,佐藤千史編:「病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図(第3版)」,医学書院,2016.ISBN  978-4-260-02835-6
3)NANDA-International著:「NANDA-I看護診断定義と分類 2018-2020」,医学書院,2018.ISBN 978-4-260-03443-2
4) 高木永子監修:「看護過程に沿った対症看護 (第5版)」,学研メディカル秀潤社,2018.ISBN 978-4-7809-1195-4
他、1年次の「看護過程」で使用した授業資料、「実践基礎看護技術Ⅰ」「実践基礎看護技術Ⅱ」で使用したテキスト

4.参考書

1) リンダJ.カルペニート=モイエ著/黒江ゆり子監訳:「カルペニート看護診断ハンドブック( 第11版)」,医学書院,2018.ISBN 978-4260034517
2) 任和子編:「改訂版 実習記録の看護過程展開ガイド -ヘンダーソン、ゴードン、NANDAの枠組みによる-」,照林社,2015.ISBN 978-4-7965-2344-8
3) 江川隆子:「コンパクト新版 これなら使える看護診断 厳選NANDA-I看護診断83」,医学書院,2013.ISBN 978-4-260-01846-3
4) 阿部俊子監修:「エビデンスに基づく症状別看護ケア関連図 改訂版」,中央法規,2013.ISBN 978-4-8058-3777-1
5)グロリア・M・ブレチェク他著/中木高夫他訳:「看護介入分類<NIC>」,南江堂,2012.ISBN 978-4-524-25318-0
6) スー・ムアヘッド他著/江本愛子監訳:「看護成果分類〈NOC〉 看護ケアを評価するための指標・測定尺度」,医学書院,2010.ISBN 978-4-260-01031-3
7) マリオン ジョンソン他著/藤村龍子監訳:「看護診断・成果・介入―NANDA,NOC,NICのリンケージ」, 医学書院,2009.ISBN 978-4-260-00262-2
8)リンダJ.カルペニート=モイエ著/新道幸恵監訳:「カルペニート看護診断マニュアル(第8版)」,医学書院,2011.ISBN 978-4-260-00665-1
9)ロザリンダ・アルファロールフィヴァ著:「基本から学ぶ看護過程と看護診断(第7版)」,医学書院,2012.ISBN 978-4-260-01689-6

5.成績評価方法

 グループ評価(課題・発表)40% 個人評価(課題)50% 取り組み姿勢(事前課題、演習の参加態度)10%

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

令和元年度の授業改善アンケートでは99名(回答率90.0%)から、全ての設問に肯定的な回答が90%以上あり、自由記述には、大変だったが(難しかったが)やりがいがあった、という内容が多かったです。また、1年次の看護過程の授業を復習してから臨むと良いという意見もありました。今後も主体的・意欲的に参加できるよう、教材を含めて指導方法を工夫していきます。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
計画した事例の援助については、実施の場面を想定して教員が患者の反応を返します。期待した結果が得られるようグループメンバー全員でディスカッションし、事例患者が抱える問題の解決に向かって取り組んでいきましょう。

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