健康教育論

1.科目のねらい・目標

健康教育とは何か（理念）、健康教育はどのように進めるか（企画、方法および評価）を理解し、看護の実践に活かすことができるようにする。特に地域（青森県）の健康課題に応じた健康教育について考えることができる。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容・方法
第1回　　　健康教育の理念・健康教育の定義（古川）
第2回　　　ヘルスリテラシーの定義、地域保健活動と健康教育（古川）
第3・4回　 健康教育における話のし方・聴き方トレーニング（千葉、倉内）
第5回　　　健康教育の変遷、健康教育における目的と目標（千葉）
第6回　　　健康教育の場と対象（千葉）
第7回　　　健康教育の評価方法（倉内）
第8回　 　   健康教育の展開方法（倉内）
第9・10回     指導案の作成（古川、千葉、倉内）
第11・12回　指導案の作成、教材の作成（古川、千葉、倉内）
第13・14回　シミュレーションによる健康教育の実際（古川、千葉、倉内）
第15回　    健康教育の評価、まとめ（倉内）

2.準備学習
1年後期で学んだ公衆衛生学などを復習し、地域における健康課題について把握した上で授業に臨んでください。

3.教科書

特に指定しない。用意したテキストを用います。

4.参考書

１）日本健康教育学会編：「健康教育―ヘルスプロモーションの展開―」，保健同人社，2003．ISBN 4-8327-0283-1.
２）日野原重明他：「新・新健康教育テキスト－効果をあげる健康教育，成果のあがる健康づくり－」，ライフ・サイエンス・センター，1998．ISBN 4-89781-024-8
他、図書館にある健康教育に関する図書を参考にしてください。

5.成績評価方法

グループ：指導案、プレゼン、参加状況(60%)　個別：試験(40%)

6.授業の工夫している点（授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等）

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。