ヘルスアセスメントⅠ
科目・科目群 | 看護学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | ヘルスアセスメントⅠ | |||||
授業形態 | 演習 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 16コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 小池 祥太郎 | 学内連絡教員 | 小池祥太郎 | |||
科目担当者 | 小池祥太郎、角濱春美、小林昭子、一戸聖羅 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術、問題解決力 |
1.科目のねらい・目標
看護の対象の健康状態を把握する方法として、主に身体面の情報を総合的に判断するための、Physical Assessmentの技法を習得する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容(各1コマ、担当教員全員で全コマ担当)
1・2回目 ヘルスアセスメントの意義と基本手技、筋骨格系のアセスメント(pp207~228)
3・4回目 意識状態・神経系のアセスメント(pp229~244)
5・6回目 腹部のアセスメント(排泄物のアセスメントと水分出納)(pp194~206)
7・8回目 呼吸器のアセスメント(pp162~177)
9・10回目 耳・鼻・呼吸音のアセスメント(pp139~149、P164~166)
11・12回目 心臓・血管系のアセスメント(pp178~193)
13・14回目 皮膚・頭部のアセスメント(pp72~80、111~135)
15・16回目 頚部・眼のアセスメント(pp135~138、150~161)
2.方法
Head to Toe(頭の先からつま先まで)の系統的なPhysical Assessmentができるようになるために、既習の人体構造機能学や実践基礎看護技術と結びつけた講義と演習を行う。患者役割・看護師役割をとり、お互いにアセスメントを行う。講義およびデモンストレーションの後、演習を行う。
3.準備学習
次回授業の内容と予習を含んだ資料を1週間前に配布する。この課題を行って知識面の予習を行うこと。技術については、上記の教科書の該当ページを熟読することに加え、教員が作成した各アセスメント技術のDVDが基礎成人看護実習室とフィジカルイグザミネーションルーム、図書館に設置してある。これを視聴しておくこと。
3.教科書
角濱春美編:「看護実践のための根拠がわかる 基礎看護技術」,メヂカルフレンド社,2014.ISBN 978-4-8392-1585-9(実践基礎看護技術Ⅰ指定教科書、1年前期購入済)
4.参考書
参考書は初回授業時に提示する
5.成績評価方法
筆記試験(95%)、演習への参加態度(5%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
学⽣の自⼰学習、興味、分かりやすさなど、評価項目すべてにおいて平均を超えており、満⾜できる授業であると評価されています。予習資料の事前配布、授業内容に沿った教科書、技術を解説したDVD(心音、肺音、打診音なども視聴できる)を作成した努⼒が評価されていると考えています。
興味を持って楽しく学べ、看護実践に役立つと確信できるような授業を目指していきたいと考えています。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
聴診器(1年次に購入済み)、バスタオルを使用するため、持参すること。
不明な点は積極的に教員に質問してください。