老年看護学概論
科目・科目群 | 看護学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 老年看護学概論 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 福岡 裕美子 | 学内連絡教員 | 福岡 裕美子 | |||
科目担当者 | 福岡 裕美子、長内 志津子、木村 ゆかり | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術、クリティカル・シンキング |
1.科目のねらい・目標
高齢者の加齢による身体的、精神・心理的特徴や社会情勢の変化にともなう高齢者の生活の変化について学ぶ。高齢者個々の状況に応じた看護の必要性や老年看護の理念や役割を理解する。
<目標>
1.高齢者の身体的、精神・心理的、社会的特徴が理解できる。
2.高齢者の生活状況が理解できる。
3.高齢者を取り巻く環境が理解できる。
4.高齢者に関連した保健医療福祉制度の現状と課題が理解できる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1回 高齢者看護の基盤、ヘルスアセスメントの基本
第2~3回 【演習】高齢者擬似体験、小テスト、視聴覚学習
第4回 【グループワーク・発表】グループワーク:高齢者擬似体験をとおして、高齢者の特徴と生活環境を考える
第5回 高齢者の生活機能を整える看護①日常生活を支える基本的活動、社会参加
第6回 高齢者の生活機能を整える看護②生活リズム、コミュニケーション、セクシュアリティ
第7回 高齢社会における保健医療福祉の動向
第8回 高齢社会における権利擁護
2.方法
高齢者擬似体験を行うことで,高齢者の理解を深めます。授業の事前・事後の自主的な学習を促すために,適宜小テストなどを行います。
3.準備学習
1年次に学習したことを基にした授業を行います。授業計画・内容を確認し、「人体構造学」「人体機能学」「看護形態機能学」「人間発達援助論」「実践基礎看護技術Ⅰ~Ⅱ」の復習をして、授業に臨んでください。
3.教科書
北川公子他:「系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護学,第9版」,医学書院,2018.ISBN 978-4-260-03186-8(1年次購入済み)
山田律子編集:「生活機能からみた老年看護過程第3版」,医学書院,2016.ISBN 978-4-260-02836-3
亀井智子編集:「根拠と事故防止からみた老年看護技術第2版」,医学書院,2016.ISBN 978-4-260-02498-3
4.参考書
鳥羽研二:「系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾病論 第5版」,医学書院,2018.ISBN 978-4-260-03172-1
厚生統計協会:「国民衛生の動向2019/2020 厚生の指標 増刊」,厚生統計協会,2019.
正木治恵・真田弘美:「老年看護学概論「老いを生きる」を支えることとは改訂第2版」,南江堂,2016.ISBN 978-4-524-25901-4
杉山孝博:「イラストでわかる高齢者のからだと病気」,中央法規,2013.ISBN 9784805839188
その他,講義の中で適宜紹介する。
5.成績評価方法
試験 80%,演習・レポート 15%,参加状況 5%
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
アクティブラーニング,動画を用い,受講者が高齢者や場面をイメージできるよう工夫しています。授業内容に関連した、過去の国家試験問題を提示し、受講者自身が理解度を確認できるようにしています。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
・高齢者疑似体験時は、動きやすい服装(スカート不可)で、運動靴あるいはナースシューズを着用すること。
・この科目は再受験は認めない。