認知症高齢者ケア

科目・科目群 看護学科専門科目・展開科目
科目名 認知症高齢者ケア
授業形態 講義 単位数 1単位 選択・必修 選択  
配当年次 3年次 学期 前期 合計コマ数 8コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 4学科選択可
科目責任者(学内連絡教員) 福岡 裕美子 学内連絡教員 福岡 裕美子
科目担当者 福岡 裕美子、對馬 壽子(非常勤講師)、前田有作(非常勤講師)
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、専門的技術、問題解決力

1.科目のねらい・目標

認知症の特性を理解し、認知症の人の健康と尊厳ある生活を支援するための援助方法を学ぶ。
認知症の人とその家族がかかえる諸問題とサポートシステムを理解する。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
第1回 認知症の理解、認知症の原因疾患と治療、若年性認知症
第2回 認知症対策の現状、認知症の人と家族の理解
第3回 認知症の症状と生活の障害に対する援助
第4回 認知症に関する在宅・施設ケアに求められるケアマネジメント
     <施設ケア、グループホームケア、地域におけるケア>(對馬)
​第5・6回 認知症高齢者への演劇情動療法の実際
       <コミュニケーションの喜びや情動への刺激、演劇介護論、演劇情動療法について>(前田)
第7回 認知症の人とのコミュニケーション、認知症の人の生活や療養環境づくり
第8回 介護家族への支援、認知症ケアのあり方
2.方法
第1~4、7~8回は一斉講義形式とするが、適宜グループディスカションや、視聴覚教材を使用しながら進める。
第5・6回は講義と演習で行う。
3.準備学習
テキストを指定するので、上記授業計画・内容に該当する部分の予習をして授業に臨む。

3.教科書

認知症介護研究・研修センター監修:「認知症介護基礎研修標準テキスト」、株式会社ワールドプランニング、2017.ISBN978-4-86351-102-6

4.参考書

1)北川公子他:「系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護学第9版」、医学書院、2018.ISBN 978-4-260-03186-8 (2年次前期購入済み)
2)日本認知症ケア学会編:「認知症ケア標準テキスト 改訂4版 認知症ケアの基礎」、ワールドプランニング、2016.ISBN 978-4-86351-120-0
3)中島紀恵子監修・編集:「認知症の人々の看護第3版」、医歯薬出版株式会社、2017.ISBN 978-4-263-23688-8
4)日本看護協会編集:「認知症ケアガイドブック」、照林社、2016.ISBN978-4-7965-2385-1

5.成績評価方法

試験(75%)、ワークシート(20%)、授業への参加度(5%)で評価する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

認知症ケアについて理解が深まるように視聴覚教材を利用します。また、高齢者施設での実際のケアについても教授します。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
認知症看護に興味がある方の受講を希望します。

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