看護理論

科目・科目群 看護学科専門科目・展開科目
科目名 看護理論
授業形態 講義 単位数 1単位 選択・必修 選択  
配当年次 3年次 学期 後期 合計コマ数 8コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 木村恵美子 学内連絡教員 木村恵美子
科目担当者 木村恵美子
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、クリティカル・シンキング、問題解決力

1.科目のねらい・目標

看護学概論Ⅱでは、看護倫理やチーム医療、看護理論の発展プロセス、環境理論・ニード論・人間関係論等を学び、ヘンダーソンの基本的ニード14要素を用いて、対象把握についての理解を深めた。
ここでは、①②を目的とする。
①実習での実践を振り返り、看護記録やレポートを基に、看護を説明するためのキーワードは何かを探し、それらがどのようにつながっているかを確認する。そして、既存の看護の構成要素(看護・健康・環境・人間)と比較検討し、看護を概念化してとらえる基礎的な力を養う。
②実習での実践を振り返り、看護記録やレポートを基に、どのようなことに焦点が当てられていたか(対象のとらえ方、看護過程の特徴、看護を実践する上で大事にしていること等)、それらはどの看護理論とつながっているかを検討し、実践してきたことと照らし合わせて考えることで自らの看護観を育てる。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1)授業計画・内容
〔1回目〕授業オリエンテーション
 (1)グループテーマについて
①看護理論の構成要素:人間・健康・環境・看護…既存の4つの機能要素についての各理論が述べる内容を踏まえ、実習の経験(看護記録・レポート等)・看護研究・テキスト等を参考に看護を説明するためのキーワードを案出し、それらの関係性を検討する。

②理論と実践のつながり:実習での毎日の記録・レポート等から「対象のとらえ方、起きている現象、看護過程の特徴等」を抜粋し、それらと似ている看護理論と選択し、内容を照らし合わせ、行った看護について考える(看護観 をまとめる)。

 (2)グループ作成(グループ人数は、履修者数に応じて決める)

〔2-5回目〕グループワーク
〔6回目〕看護の構成要素グループのプレゼンテーション・ディスカッション
〔7回目〕理論と実践のつながりグループのプレゼンテーション・ディスカッション
〔8回目〕グループ毎のクリティーク・まとめ、講評

3.方法
1回目にテーマごとのグループを作成し、2~5回目までグループワークで内容をまとめていく。6・7回目は各テーマのプレゼンテーション(パワーポイントを使用、発表時間等詳細は授業内で連絡する)し、他学生・教員とディスカッションする。教員は毎回各グループの机間巡視し、必要時コメントする。

4.準備学習
 基礎看護実習Ⅰ・Ⅱの実習記録を読み直し、どのような看護を実践していたかを振り返っておいてください。

3.教科書

看護学概論Ⅰ・Ⅱのテキスト

4.参考書

必要時、授業中に紹介します。

5.成績評価方法

グループワーク(発言・協調性・準備性):40%、発表資料:20%、 ディスカッションでの参加態度:20%、
他グループへのクリティーク内容:20%

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

2020年度からの新規科目です。皆さんの授業評価は、次年度の授業の工夫にとても参考になりますので、アンケートに協力してください。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。

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