スキンケア論
科目・科目群 | 看護学科専門科目・展開科目 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
科目名 | スキンケア論 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 選択 | |
配当年次 | 3年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 長内 志津子 | 学内連絡教員 | 長内 志津子 | |||
科目担当者 | 長内 志津子 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術、問題解決能力 |
1.科目のねらい・目標
<ねらい>
正常な皮膚の構造・機能について理解し、皮膚障害のメカニズムとその予防、皮膚障害のある患者へのスキンケアを行うために必要な知識・技術について学ぶ。また、皮膚を通じた看護援助技術とその効果について学ぶ。
<目標>
1.正常な皮膚の構造と機能について述べることができる。
2.皮膚障害の種類と観察方法について述べることができる。
3.デルマドロームを踏まえた皮膚障害のアセスメントを理解できる。
4.基本的スキンケアと代表的症候別スキンケアが理解できる。
5.皮膚を通じた看護援助の種類と効果を理解することができる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画と内容
第1回 正常な皮膚の構造・機能
第2回 皮膚に影響を与える要因<①生理・物理・科学的要因、②治療・疾患・デルマドローム)
第3回 皮膚障害の基本的アセスメント①<乾燥、瘙痒、皮疹>
第4回 スキンケア①<演習:洗浄、保湿、水分除去、軟膏塗布>
第5回 皮膚障害の基本的アセスメント②<創傷、褥瘡、スキン-テア、医療関連機器圧迫創傷>
第6回 スキンケア②<演習:創傷管理、ドレッシング材の選択、テープの選択・使用方法>
第7回 スキンケア③<演習:栄養管理>
第8回 皮膚と心
2.方法
講義と演習を組み合わせ、実際にスキンケアを実施してもらいます。
3.準備学習
実習等でかかわる様々な対象者の皮膚を観察して授業に臨むと、理解が深まります。
3.教科書
安部正敏:「皮膚科学看護スキルアップシリーズ④たった20項目で学べる スキンケア」、学研、2016.ISBN978-4-7809-1261-6
4.参考書
授業にて随時紹介する。
5.成績評価方法
定期試験(70%)、演習・レポート(25%)、参加状況(5%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
・履修可能人数:35名程度(上限を超えた場合は抽選となります)
・演習時は、動きやすい服装が望ましい。