看護マネジメント実習

科目・科目群 看護学科専門科目・展開科目
科目名 看護マネジメント実習
授業形態 実習 単位数 2単位 選択・必修 必修  
配当年次 4年次 学期 前期 合計コマ数 45コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 村上 眞須美 学内連絡教員 村上 眞須美
科目担当者 村上 眞須美、鄭 佳紅、佐藤 しのぶ
身につける力 統合的実践力
学習キーワード リーダーシップ・マネジメント、主体的学習力、キャリア形成

1.科目のねらい・目標

<ねらい> 組織における看護ケア提供システムの構築,運営とマネジメントに関し,実際の看護組織を通して理解を深める.
 1)看護ケアのマネジメントをするための基礎的知識として授業で学んだことについて,実践を通して確認する.また,理論と実践を結びつけて分析する.
 2)ヘルスケアを提供する場における,看護の有効的なリーダーシップとマネジメントの基礎的理論を探求する.
 3)看護専門職としての成長と変化に焦点をあてて,必要な概念を学習する.

<目標> 授業で学んだ次の理論ならびに知識について,実習をとおして確認したことを記述し,分析する.
 1)看護ケア提供システムについて
 2)患者ケアに関する指示の発生から提供までのプロセスと,看護職の役割と行為について
 3)看護業務の実践法について
 4)患者の入院決定から退院までの手続きと看護師長等の役割について
 5)診療記録等に含まれる患者の情報とその管理方法について
 6)チーム医療のための取り組みについて
 7)地域連携のための取り組みについて
 8)患者の権利の尊重のための取り組みについて
 9)安全管理に関する取り組みについて
 10)病院の防災体制(設備,訓練,初期対応等)について
 11)感染管理に関する取り組みについて
 12)医薬品に関する管理について
 13)病院の組織構造ならびに看護部の組織構造について
 14)病院機能の運営のためのさまざまな部門について
 15)看護管理者が行っている仕事とマネジメントのプロセスについて  
 16)リーダーシップスタイルについて
 17)会議(カンファレンスなど)場面におけるグループダイナミックスについて
 18)看護単位の人員配置や勤務体制に関する制度について,また診療報酬の費目について
 19)組織の人材育成に関する取り組みについて
 20)看護の質の向上のための取り組みについて

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1)実習方法
​ 病院実習は,シャドウィング(影のように後から追いかける)を前提としたプリセプターによる指導方式をとる。学生1~2人につきプリセプター(看護師長等)が,学生の学習を支援する。
 学生はプリセプターの支援をもとに,主体的に学習課題を達成するよう実習を行う。
2)実習スケジュール
 第1~3日目:病院実習
​ 第4~5日目:グループワークおよび発表・個人面談(学内)
 第6~8日目:病院実習
​ 第9~10日目:グループワークおよび発表・個人面談(学内)
3)実習施設
 青森県立中央病院,青森県立つくしが丘病院,青森市民病院,あおもり協立病院,
 青森厚生病院,青森慈恵会病院,青森新都市病院,村上病院,むつ総合病院,
 十和田市立中央病院,八戸市立市民病院,つがる総合病院,健生病院.
4)準備学習
 看護マネジメント論のテキスト,講義資料等を見直すこと。

3.教科書

4.参考書

看護マネジメント論で使用した教科書,参考書,配付資料,その他必要な文献等。

5.成績評価方法

レポート評価60%,プリセプターによる実習態度評価10%,学内実習の内容および参加状況30%.

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

看護マネジメント実習は,教員巡回型実習のため,実習施設には学生1-2名あたりに1名のプリセプターを依頼している。実習課題の理解をより深めるため,看護マネジメント論の講義の随所で実習課題と関連づけた説明を加える。
青森市外の実習配置は,宿泊費負担がないよう考慮している。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は,実務経験のある教員による科目である。
実習施設までの旅費等は,自己負担です。
実習配置(案)は,ガイダンス時に提示する。

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