看護統合実習

科目・科目群 看護学科専門科目・展開科目
科目名 看護統合実習
授業形態 実習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 4年次 学期 通年 合計コマ数 22.5コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 鄭 佳紅 学内連絡教員 鄭 佳紅
科目担当者 鄭 佳紅、藤本 真記子、清水 健史、谷川 涼子、千葉 敦子、福井 幸子、小野 恵子、村上 眞須美、大崎 瑞恵、長内 志津子、倉内 静香、小池 祥太郎、千葉 武揚、本間 ともみ、進藤 真由美、伊藤 耕嗣、小林 昭子、佐藤 しのぶ、手塚 祐美子、伝法谷 明子、山本 明子
身につける力 専門的知識に根ざした実践力
学習キーワード 専門的技術、倫理的態度、問題解決力

1.科目のねらい・目標

<実習目的>
 これまで学んだ知識・技術・態度を統合し、臨床現場に近い体制の実習を通して医療チームの一員としての役割遂行をめざした看護実践力を高める。
 また、将来のキャリアを見据えるための一助とするために、看護専門職としての役割、責務、態度について学習を深める。
<実習目標>
 1)複数の患者を受け持ち、優先順位を考え患者の個別性に合わせた看護援助を実施できる。
  ①受け持ち患者に行われている看護実践を理解し、看護計画を立案できる。
  ②複数の患者の看護援助を優先度と時間管理を考慮して、一日の行動を計画し、実践できる。
  ③複数の患者に行った援助を評価・修正できる。
 2)夜間帯の実習を通して、看護の継続性を理解できる。
  ①夜間の患者の状態や環境について説明できる。
  ②患者の24時間の継続した看護の実践について説明できる。
  ③夜間特有の患者の安全・安楽を考えた看護援助を実施できる。
 3)医療チームの一員として、看護職や他職種と協働・連携ができる。
  ①看護チーム内で適切に報告・連絡・相談を行うことができる。
  ②他職種との協働・連携の必要性を理解し実施できる。
 4)看護専門職としての役割を理解し、自己の課題を明らかにできる。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
 1)学内オリエンテーション
   実習前に実習要項を配布し、実習の目的・目標・方法・評価・留意点について説明をする。
 2)実習期間
   集中実習1週間/5日間
   実習期間 2020年6月1日(月)~6月5日(金)   
 3)実習施設
   青森県立中央病院、青森県立つくしが丘病院、青森市民病院、あおもり協立病院、青森厚生病院、青森慈恵会病院、村上病院、青森新都市病院、むつ総合病院、十和田市立中央病院、八戸市立市民病院、つがる総合病院、健生病院

2.実習方法
 1)病院実習(4日間)
    ・事前に看護師長等に相談しながら、2名の受け持ち患者を選定する。
    ・受け持ち患者2名の援助計画を立案し、実施する。 
    ・病院実習期間内の1日は準夜帯の夜勤実習を行う。
 2)学内実習(1日)
    ・実習最終日に学内でグループカンファレンス及び全体発表を行う。
 3)指導体制
    ・主に病棟管理者、看護師に指導を受けながら実習を行う。教員は巡回指導にあたる。

3.準備学習
   「看護技術習得のためのセルフマネジメントノート」やこれまでの実習を振り返り、自分の課題(技術の習得度や患者さんとの関係構築等)を明らかにして臨むこと。

3.教科書

4.参考書

受け持ち患者への援助や他職種との連携、協働に関連するもので、これまでの講義・演習・実習で使用した教科書、参考書、配布資料、その他必要な文献

5.成績評価方法

看護実践;実習状況、記録物(40%)、実習態度;実習指導者による評価(20%)、レポート(40%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

 「看護マネジメント実習」から同じ施設での実習ですが、実習目標が異なります。実習開始直前のオリエンテーションで再認識してください。これからもオリエンテーションなどに工夫を加えるとともに、短い時間の学内演習でも皆さんが自分の経験を振り返り、共有し合って、学びを深められるよう検討していきたいと思います。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目です。
 実習配置(案)は、ガイダンス時に提示します。
 実習施設までの旅費等は、自己負担です。
 実習終了後、「楽しく実習できた」「とても充実した実習だった」という声が聞かれ、関わる私たちも嬉しく感じています。4年間のまとめともいえる実習になりますので、皆さんも、積極的に、自分が看護職として働くイメージを高めてください。

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