運動器解剖学

科目・科目群 理学療法学科専門科目・専門支持科目
科目名 運動器解剖学
授業形態 講義 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 1年次 学期 後期 合計コマ数 7.5コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 李 相潤 学内連絡教員 李 相潤
科目担当者 李 相潤
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識

1.科目のねらい・目標

リハビリテーション医学にとって極めて重要な運動器系(骨・関節・筋)とそれらを統制・支配する神経系について、上肢と下肢を中心に解説する。これらの知識を基に機能解剖や運動学との関連性、臨床面への応用についても学ぶ。引き続いて行われる筋・骨格系解剖学実習の基礎知識も理解する。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
 1 骨学1-2: 頭蓋骨(構成骨と縫合)、脊柱(椎骨の基本形態と特徴、仙骨、尾骨)について
 2 骨学3-4: 胸郭(構成骨、胸郭の運動)、上肢骨(上肢帯、自由上肢骨)について
 3 骨学5-6: 下肢骨(下肢帯、自由下肢骨)、関節の構成と運動について
 4 上肢1-2: 上肢帯・上腕の筋・血管・神経について 前腕・手の筋・血管・神経について
​ 5 上肢3-4: 上肢の関節について
 6 下肢1-2: 下肢帯・大腿・足の筋・血管・神経について
 7 下肢3-4: 下肢の関節についてて
 8 組織学 組織学総論、顕微鏡の扱い方、各論(硬骨、軟骨、骨格筋、動・静脈壁、末梢神経)

​2. 方法
​教科書に沿って作成した上肢及び下肢に関する講義資料を配布し、実物写真や理解しやすいカラーアトラスで解説しながら進める。

3. 事前準備
​教科書などで、講義資料の(    )内を予習する(埋める)と理解が深まる。

3.教科書

藤田恒太郎:「人体解剖学 改訂42版」南江堂(978-4-524-22246-9)
佐藤達夫訳:「人体解剖カラーアトラス 原書第7版」南江堂(978-4-524-26117-8)

4.参考書

井上貴央監訳:「カラー人体解剖学 構造と機能:ミクロからマクロまで」西村書店(4-89013-305-4)
森 於菟他:「解剖学(1)(2)(3)」金原出版(4-307-00341-1、-00342-X、-00343-8)
越智淳三訳:「解剖学アトラス」文光堂(4-8306-0015-2)

5.成績評価方法

中間試験(45%)、期末試験(45%)、参加態度(10%)による総合評価

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

各評価項目について全体平均より高い評価を得ているが、さらに授業内容を検討してこれまで以上に学生に即した授業内容としたい。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
白衣が必需です。

ページの先頭へ

ホームへ戻る