運動学実習

科目・科目群 理学療法学科専門科目・専門支持科目
科目名 運動学実習
授業形態 実習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 2年 学期 前期 合計コマ数 22.5コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 篠原 博 学内連絡教員 木村 文佳
科目担当者 篠原 博、羽場 俊広、木村 文佳
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、専門的技術、主体的学習力

1.科目のねらい・目標

身体各部の運動に関する測定などについて正しい知識と技術を学び、得られた結果から個体または集団について分析する。また目で見ることが困難な身体運動を数値として客観的に捉えることが可能となるよう、計測より得られた基礎的データの分析および活用方法について学ぶ。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
 第1回 身体組成の理解と形態学的生体計測(座学)
       ・inbody等を使用
 第2回 身体活動における表面筋電図の理解①
 第3回 身体活動における表面筋電図の理解②
       ・筋電図を使用
 第4回 体力・筋力測定・運動負荷試験①
 第5回 体力・筋力測定・運動負荷試験②
       ・筋力測定器、運動負荷装置等を使用
 第6回 データ解析の基礎(データ取り扱いの説明、統計など)
 第7回 姿勢制御①
 第8回 姿勢制御②、姿勢に関するデータ分析
       ・重心動揺計等を使用
 第9回 プレゼンテーション①
 第10回 運動学的、動作分析の基本
 第11回 身体動作の分析①(立ち上がり、歩行など)
 第12回 身体動作の分析②(寝返りなど)
 第13回 機器を用いた動作分析
       ・三次元動作解析システムを使用
 第14回 機器を用いた動作分析
       ・三次元動作解析システムを使用
 第15回 プレゼンテーション②
  ※1回につき1.5コマで計22.5コマ実施
2.方法
 各授業では講義とデモンストレーションの後に実習を行い、より正確な測定方法を身に付ける。また、形態学的な身体組成の測定では必ず検者と被検者の両方を体験し、与えられた課題に対する答えをグループで議論し、発表する。
3.準備学習
 各グループの課題や授業については一週間前に示し、それに関連する基礎的(解剖学・生理学)な知識は自己学習してくる。

3.教科書

必要な資料は配付する。

4.参考書

・中村隆一、齋藤宏、長崎浩:「基礎運動学」、医歯薬出版株式会社、2003年、ISBN 978-4263211533
  *1年次基礎運動療法学で購入済
・Donald A. Neumann:「筋骨格系のキネシオロジー」」、医歯薬出版株式会社、2018年、ISBN 978-4263265819

5.成績評価方法

各課題のプレゼンテーション発表、課題レポート(60%)、小テスト(20%)、授業への参加度(20%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

授業は事例を多く活用し分かりやすくし、自己学習の意欲を高めるよう努めたい。またグループでの課題作成を進めることにより目標達成に向けた準備や取り組みを促進させたい。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
 この講義は運動に関して計測などを行う講義であるため、動ける服装で受講して下さい。以下に必要な物品を記します。
必要な物品:活動しやすい服装、運動靴、タオル、メジャー、ストップウォッチ

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