画像診断学

科目・科目群 理学療法学科専門科目・専門支持科目
科目名 画像診断学
授業形態 講義 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 2年次 学期 後期 合計コマ数 8コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 神成 一哉 学内連絡教員 神成 一哉
科目担当者 神成 一哉
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識,専門的技術,問題解決力

1.科目のねらい・目標

 総論では各種撮像法の基本原理と画像診断の理論を学ぶ。各論では理学療法で扱う代表的疾患の画像を供覧する。画像に関する知識は,理学療法士として患者の病態を把握し,治療プログラムを作成する上で重要な基礎であり,医師など他の医療スタッフと病態や治療法に関して共通の認識を持ち,コミュニケーションを図る上でも必要な知識である。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
 1) 総論:画像診断の原理
 2) 一般的疾患の画像診断(胸部、腹部など)
 3) 脳血管障害の画像診断1.脳梗塞
 4) 脳血管障害の画像診断2.脳出血その他
 5) 脳血管障害以外の中枢神経疾患の画像診断
 6) 脊椎・脊髄疾患の画像診断
 7) 上肢疾患の画像診断
 8) 下肢疾患の画像診断
2.方法
  パワーポイントで画像を問題形式で提示し,病態や診断をまず学生に考えてもらった後で解説を加える形式で講義を進めていく。
3.準備学習・事後学習
 事前に該当領域に関する人体構造の知識を再確認しておくこと。また事後には疾患に関する知識を再確認しておくことで一体的知識として身につけるようにすること。

3.教科書

山下敏彦,下濱 俊(監修):PT・OTのための画像のみかた 第2版,金原出版,2019年12月,ISBN: 978-4-307-75057-8

4.参考書

遠藤健司著,整形外科ナースのための運動器画像診断,メディカ出版,2006年9月発売,ISBN-10: 4840418349

5.成績評価方法

すべての講義を終了した時点で課題を出し,提出されたレポートを成績評価の対象とする。評価割合は課題レポートを70%,講義への参加態度を30%とする。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
 画像診断について勉強する際には,人体構造(解剖学)の知識と疾患に関する知識を再確認して,有機的に使える総合的知識として身につけるようにしてください。

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