障害者福祉論Ⅱ
科目・科目群 | 専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 障害者福祉論Ⅱ | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 2単位 | 選択・必修 | 選択 | |
配当年次 | 2年 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 石田 賢哉 | 学内連絡教員 | 石田 賢哉 | |||
科目担当者 | 石田 賢哉 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根ざした実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、倫理的態度、問題解決力 |
1.科目のねらい・目標
[科目のねらい]
障害者福祉をさまざまな切り口から概観し、現状と課題について学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
障害者福祉の基本を理解する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
第1回 オリエンテーション 障害者福祉論Ⅰの復習、授業の進め方
第2回 障害者の福祉と労働① 働くことの意味、障害者の就労実態
第3回 障害者の福祉と労働② 労働保証の制度(障害者雇用促進法など)、障害者の権利条約
第4回 障害者の所得保障① 障害者の低所得性、障害基礎年金、社会手当
第5回 障害者の所得保証② 労災制度、生活保護制度、負担軽減措置
第6回 障害者の社会生活参加① 障害者の社会参加の実態、世論の障害理解の実態
第7回 障害者の社会生活参加② バリアフリー環境の整備
第8回 障害児の福祉サービス① 児童の権利条約、障害者の権利条約
第9回 障害児の福祉サービス② 母子保健法、児童福祉法の改正
第10回 障害福祉の整備計画と障害者運動① 障害者の権利条約と国の責務の縮小
第11回 障害福祉の整備計画と障害者運動② 国・地方公共団体の役割り、障害者福祉計画と障害者参加
第12回 障害者福祉現場で働く職員① 職員配置基準、相談支援専門員
第13回 障害者福祉現場で働く職員② サービス管理責任者、サービス提供責任者、国家資格
第14回 障害者相談支援の臨床事例① 知的障害者の地域生活における事例に学ぶ
第15回 障害者相談支援の臨床事例② 身体障害者の事例、精神障害者で刑務所出所後の事例に学ぶ
3.教科書
「障害者に対する支援と障害者自立支援制度」弘文堂、 ISBN 978-4-335-61187-2
最新版を使用する。
4.参考書
講義の中で適宜紹介する
5.成績評価方法
レポート60%、小テスト 40%
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
具体的な支援の事例について、講義の中で話すことによって、学生たちがより興味・関心をもって主体的に授業に参加できるよう、工夫をする。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
日頃から、新聞に目を通しておくこと。