ソーシャルワーク論Ⅳ
科目・科目群 | 専門科目群・基幹科目 | |||||
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科目名 | ソーシャルワーク論Ⅳ | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 2単位 | 選択・必修 | 選択 | |
配当年次 | 2年 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 宮本 雅央 | 学内連絡教員 | 宮本 雅央 | |||
科目担当者 | 宮本 雅央 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識,問題解決力,多職種協働力 |
1.科目のねらい・目標
本科目は,ソーシャルワークの基本的な理論や相談援助に関わる専門職の機能や役割を踏まえ,ソーシャルワークの展開における方法と理論を学習する。
【到達目標】
1 ソーシャルワークの展開過程及びそれぞれの過程で活用される技術や理論の関連性を説明できる。
2 事例を基にニーズや支援の展開を想定できる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
【授業計画】
1 オリエンテーション 授業の進め方と評価基準の詳細
2 介入(インターベンション) 直接援助活動と間接援助活動,アクションシステムと戦略
3 グループを活用した相談援助
4 評価 その1 評価の概念,経過観察(モニタリング)
5 評価 その2 事後評価(エバリュエーション)と効果測定,評価方法と研究デザイン
6 予防的支援と開発的機能
7 終結(ターミネーション) 終結の条件と方法
8 アウトリーチの概念と実践
9 チームアプローチと連携
10 面接技術
11 記録技法と活用方法
12 相談援助における交渉の技術
13 プレゼンテーション技法
14 システム論的思考,ミクロ・メゾ・マクロでの問題の捉え方や活動のレパートリー
15 まとめ
【内容・方法】
授業内容に関連するレジュメや資料,指定テキストを用いて講義を展開する。
【準備学習】
指定テキスト該当箇所を一読すること。また,次回の課題として指示されたことは調べてくること。
3.教科書
社会福祉士養成講座編集委員会『新・社会福祉士養成講座7「相談援助の理論と方法Ⅰ」第3版』.中央法規.2015.
ISBN978-4-8058-5103-6
※ソーシャルワーク論Ⅲと同様のテキストです。その他必要な資料は随時配布します。
4.参考書
ゾフィア・T.ブトゥリム 著, 川田誉音 訳. (1986). ソーシャルワークとは何か : その本質と機能. 川島書店. ISBN: 4-7610-0331-6
山辺朗子. (2011). ジェネラリスト・ソーシャルワークの基盤と展開 : 総合的包括的な支援の確立に向けて (新・minerva福祉ライブラリー ; 12). ミネルヴァ書房, ISBN: 978-4-623-05861-7
窪田暁子. (2013). 福祉援助の臨床: 共感する他者として. 誠信書房. ISBN-13: 978-4414603316
岡田進一. (2011). ケアマネジメント原論. ワールドプランニング. ISBN: 978-4-86351-038-8
渡部律子. (2011). 高齢者相談における相談面接の理論と実際 第2版. 医歯薬出版株式会社. ISBN: 978-263-71944-2
メアリー・E.リッチモンド 著, 小松源助 訳. (1991). ソーシャル・ケース・ワークとは何か. 中央法規出版, ISBN: 4-8058-0848-9
5.成績評価方法
各回の授業中の課題(20%),レポート(20%),試験(60%)で評価する。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
毎回,課題を出して復習をしてもらう機会を作ります。講義内容に関する質問はリアクションペーパーで受け,前回の講義内容を振り返りながら授業を展開します。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
特になし。