社会調査概論

科目・科目群 社会福祉学科 専門科目・基幹科目
科目名 社会調査概論
授業形態 講義 単位数 2単位 選択・必修 選択  
配当年次 3年  学期 前期 合計コマ数 15コマ
コース選択 コース選択該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 石田賢哉 学内連絡教員 石田賢哉
科目担当者 石田賢哉
身につける力 専門的技術に根差した実践力 創造力 統合的実践力
学習キーワード 専門的知識 問題解決力 

1.科目のねらい・目標

社会福祉の歴史を見れば分かるように、その発展に社会調査は欠かせなかった。現代においてもこれは変わっていない。更に言えば、社会福祉分野以外でも数多くの社会調査が実施され、その結果に基づいて政策立案等はなされている。それ故、社会福祉士としてのみならず、自律した市民としても社会調査の基礎を理解していることは重要だと考えられる。
 なお、この科目は、卒業要件としては選択科目ではあるが、社会福祉士国家試験科目である。
1 科目のねらい:社会福祉士に必要な社会調査の基礎的理解
2 目標:1)社会調査の目的と意義を理解し、2)周りで実施されている社会調査の結果を適切に読み解き、更に専門職として必要な3)社会調査の企画・立案・実施についての基本的理解ができることを目標とする。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

 社会調査に関する基本的な知識や留意点については、指定したテキストを用いて説明する。

 1.社会調査とは何か-社会科学と社会調査   2.社会福祉と社会調査
 3.社会調査の概要                  4.統計法の概要
 5.量的調査の方法-特徴と種類         6.調査票の作成方法と留意点-1
 7.調査票の作成方法と留意点-2          8.配評式調査における調査票の配布と回収
 9.量的調査におけるデータ解析         10.質的調査の方法-特徴と種類
11.質的調査の設計                 12.対象者の選定と調査手続き
13.質的データにおける調査の実施       14.質的調査におけるデータの分析
15.社会調査における倫理・個人情報保護

3.教科書

新・社会福祉士養成講座5 社会調査の基礎 第3版、社会福祉士養成講座編集委員会、中央法規出版、2013.2.1、ISBN978-4-8058-3760-3
社会調査の基礎 <第3版>社会福祉士シリーズ 5  福祉臨床シリーズ編集委員会 編   弘文堂 ISBN 978-4-335-61173-5

4.参考書

必要に応じて随時紹介する

5.成績評価方法

期末テスト:80% 参加度:10%  リポート:10%
再試験は実施しません。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

統計、線形代数に関する知識がなくてもわかるように説明します

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
特になし

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