権利擁護と成年後見制度

科目・科目群 専門科目群 展開科目
科目名 権利擁護と成年後見制度
授業形態 講義 単位数 2単位 選択・必修 必修  
配当年次 3年次 学期 後期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 大竹 昭裕 学内連絡教員 大竹 昭裕
科目担当者 大竹 昭裕
身につける力 専門的知識に根ざした実践力
学習キーワード 専門的知識、キャリア形成、クリティカル・シンキング

1.科目のねらい・目標

1 相談援助活動と法(日本国憲法の基本原理、民法・行政法の理解を含む)との関わりについて理解する。
2 相談援助活動において必要となる成年後見制度(後見人等の役割を含む)について理解する。
3 成年後見制度の実際について理解する。
4 社会的排除や虐待などの権利侵害や認知症などの日常生活上の支援が必要な者に対する権利擁護活動の実際について理解する。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
第1回 権利擁護と相談援助の意義
第2回 基本的人権と権利擁護(1)
第3回 基本的人権と権利擁護(2)
第4回 権利擁護と民法(1)
第5回 権利擁護と民法(2)
第6回 行政法と権利擁護(1)
第7回 行政法と権利擁護(2)
第8回 社会福祉関連法と権利擁護
第9回 成年後見制度の概要(1) -法定後見制度(1)
第10回 成年後見制度の概要(2) -法定後見制度(2)
第11回 成年後見制度の概要(3) -任意後見制度、成年後見制度の最近の動向
第12回  日常生活自立支援事業・成年後見制度利用支援事業の概要
第13回 権利擁護に係るマンパワーと組織、団体の役割と実際
第14回 権利擁護と相談援助活動
第15回 権利擁護活動の実際
(授業の進み具合によって、若干の変更もあり得る。)
2.方法
講義形式で行う。事前に資料、レジュメ等を配布する。
3.準備学習
事前に配布される資料等に目を通しておくこと。 

3.教科書

・福田幸夫・森 長秀 責任編集『社会福祉士シリーズ19 権利擁護と成年後見制度[第4版]』(弘文堂、2018年)(978-4-335-61188-9)
・各自任意の六法全書、社会福祉小六法

4.参考書

授業の中で適宜紹介する。

5.成績評価方法

学期末定期試験による。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

社会福祉士国家試験問題も素材としながら、分かりやすく説明していく。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

 成年後見制度をめぐる問題はマスメディアでもよく取り上げられます。日々のニュース報道にも目を向けましょう。また、この科目は、憲法・行政法・民法など法律関係科目に関する総まとめの意味合いもあります。きちんと予習をして授業に臨みましょう。

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