地域栄養活動論

科目・科目群 栄養学科専門科目・基幹科目
科目名 地域栄養活動論
授業形態 講義 単位数 2単位 選択・必修 必修  
配当年次 2年次 学期 後期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 三好 美紀 学内連絡教員 三好 美紀
科目担当者 三好 美紀
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、専門的技術、地域健康課題の理解

1.科目のねらい・目標

わが国における健康・栄養問題の変遷と、公衆栄養関連法規および健康・栄養政策、それらに基づく各種公衆栄養活動を学ぶ。日本の優れた制度や取り組みを知り、現在直面している超高齢化社会にどう立ち向かうかを考えることにより、地域栄養活動はもとより世界の国々でも活躍できる資質を身につける。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 公衆栄養・健康づくり政策の変遷(1)
第 3 回 公衆栄養・健康づくり政策の変遷(2)
第 4 回 日本人の人口構造および疾病構造の変遷
第 5 回 食生活・食環境の推移と現状
第 6 回 法律、制度と政策(1)
第 7 回 法律、制度と政策(2)
第 8 回 健康・栄養施策プログラム(健康日本21)
第 9 回 健康・栄養施策プログラム(食育、国民健康・栄養調査)
第10回 健康・栄養施策プログラム(食生活指針、食事バランスガイド、運動基準)
第11回 健康・栄養施策プログラム(食事摂取基準、食品安全施策、介護支援プログラム)
第12回 健康・栄養施策プログラム(災害時における公衆栄養プログラム)
第13回 地域における公衆栄養活動(1)
第14回 地域における公衆栄養活動(2)
第15回 試験およびその解説、まとめ

2.方法
講義およびグループワークを中心とする。

3.準備学習
授業計画に該当する教科書の予習および前回授業の復習

3.教科書

吉池信男編著:「公衆栄養学-栄養政策、地域栄養活動の理論と展開-(改訂第2版)」第一出版.2019年.ISBN 978-4-8041-1387-6 (2年次前期購入済)

4.参考書

・ 厚生労働統計協会:図説 国民衛生の動向 (公衆衛生学Iで使用)
・ 厚生労働省:日本人の食事摂取基準2020年版(2年次前期購入済)

5.成績評価方法

定期試験(70%)、講義時の小レポート(20%)、授業への参加度(10%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

行政の制度や法規、ガイドライン等とともにそれらに基づく具体的な公衆栄養活動へとつなげることにより理解を深めます。また、3年生の公衆栄養学臨地実習報告会に参加し、翌年度の実習に向けたより具体的な学習としていきます。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
2年次前期で学んだ「公衆栄養学」を基礎として、地域における活動を実践していくための応用力の習得を目指します。

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