教育課程論
科目・科目群 | 栄養学科専門科目・栄養教諭科目 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
科目名 | 教育課程論 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 栄養教諭教育課程 | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 浅田 豊 | 学内連絡教員 | 浅田 豊 | |||
科目担当者 | 浅田 豊 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術、倫理的態度 |
1.科目のねらい・目標
学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
学校教育において教育課程が有する役割・機能・意義に関し解説する。また、教育課程編成の基本原理及び学校の教育実践に即した教育課程編成の方法について学習する。さらに、教科・領域・学年をまたいでカリキュラムを把握し、学校教育課程全体をマネジメントすることの意義を理解する。
1回:学習指導要領性格及び位置付け・教育課程編成の目的
第2回:学習指導要領改訂の変遷及び主な改訂内容・社会的背景
第3回:教育課程が社会において果たしている役割や機能
第4回:教育課程編成の基本原理
第5回:教科・領域を横断して教育内容を選択・配列する方法
第6回:単元・学期・学年をまたいだ長期的な視野からの、また幼児、児童及び生徒や学校・地域の実態を踏まえた、教育課程・指導計画の検討
第7回:学習指導要領に規定するカリキュラム・マネジメントの意義
第8回:カリキュラム評価の基礎的な考え方
定期試験
方法
講義の後、演習スタイルへ移行していきます。
準備学習
毎回論点を示しますので、資料を熟読し、自分なりに理解を深めておいてください。
3.教科書
文部科学省 小学校学習指導要領(平成29年3月告示) 東洋館出版社
ISBNコード 978-4-491-03460-7 (4-491-03460-5)
文部科学省 小学校学習指導要領解説 (総則編)平成29年6月告示) 東洋館出版社
ISBNコード 978-4-491-03189-7 (4-491-03189-4)
文部科学省 中学校学習指導要領(平成29年3月告示)東山書房
ISBNコード 978-4-8278-1558-0 (4-8278-1558-5)
文部科学省 中学校学習指導要領解説総則編 (平成29年6月告示)東山書房
ISBNコード 978-4-8278-1559-7(4-8278-1559-3)
4.参考書
講義中に、適宜紹介する。
5.成績評価方法
授業への参加度(10%)、課題(10%)、試験(80%)により総合的に評価します。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
例年高い満足度が得られていると理解するが、質疑応答への対応や自己学習の促進を含み、さらに授業の質を向上させるよう、授業の工夫・改善を重ねていきたいと考える。とくに新しい教材研究を一層継続していく。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
グループワークや意見発表等の機会を適宜活用し、アクティブな学習の支援・双方向的な講義となるよう心がけます。