解剖生理学実験Ⅱ

科目・科目群 栄養学科専門科目・専門支持科目
科目名 解剖生理学実験Ⅱ
授業形態 実験 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 2年 学期 前期 合計コマ数 24コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 今 淳
学内連絡教員 今 淳
科目担当者 今 淳,井澤 弘美
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 問題解決力,主体的学習力,倫理的態度

1.科目のねらい・目標

解剖生理学の講義で学んだ知識を基にして様々な実験を行い,ヒトのからだの機能に関する知識習得を確実にすることを目標としている。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容 
1) ①神経系 - 神経機能(敏捷性),重量感覚, ②感覚系 - 味覚
2) ①呼吸器系 - 肺活量,②心血管系  - 血圧,心音
3)血液・免疫系 1回目- 自己血液(微量採血)を用いた血液検査
4)泌尿器系 - 自己尿を用いた尿成分分析
5)​血液・免疫系 2回目- 絶食および絶食後糖付加ラットの血中遊離脂肪酸、肝グリコーゲンの測定
6)内分泌系 - 絶食および絶食後糖付加ラットの血糖測定、血球観察および解剖
2.方法
​・ 各回4コマで実施する。
3.準備学習等
予習と復習はしっかり行って積極的に実験に臨む。実験は実習書と教科書を一読していることを前提に行われる。予習をしない者は実験内容が全く理解できない可能性が高いので,準備はしっかり行うこと。
  

3.教科書

実験書を配布する。

4.参考書

1)佐伯由佳・細谷安彦・高橋研一・桑木共之 編訳,トートラ人体解剖生理学,原書10版,丸善株式会社,2017年, ISBN 978-4621300695 (1年前期に購入済み)
2)必要に応じて資料配布,図書の紹介を随時行う。

5.成績評価方法

期限までに提出するレポートが60点以上を合格とする。やむを得ない事情を除き,提出期限を守らない学生のレポート,受講態度が悪く,注意しても改善の見られない者,出席率2/3未満の者のレポートは一切受け取らない 。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

本実験の内容は栄養学専門領域の土台となる非常に重要な部分である。強固な土台を築くことでレベルの高い有能な管理栄養士や栄養学研究者になることができる。そのため実験内容と単位取得のために要求される理解度のレベルは高い。従って,実験が難しいとの意見が有ったとしても,レベルを下げるわけにはゆかない。本年度もこれまで通りの高いレベルの実験を行う。各学生諸君は気概とプライドを持って頑張ってもらいたい。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
実験で理解できないところは遠慮せずに積極的に質問すること。遅刻や講義と無関係の言動など,他の受講者に迷惑を掛けることは厳禁である。学習態度は単位認定の採否に非常に重視する。

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