臨床病態学

科目・科目群 栄養学科専門科目・専門支持科目
科目名 臨床病態学
授業形態 講義 単位数 2単位 選択・必修 必修  
配当年次 2年 学期 後期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 今 淳
学内連絡教員 今 淳
科目担当者 今 淳
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識,主体的学習力,倫理的態度

1.科目のねらい・目標

本講義では,「解剖生理学Ⅰ・Ⅱ」の基礎知識を土台にして,疾患により器官にどの様な形態学的変化を生じ,その結果,どの様な病態と症状が出現するのか,その機構を学ぶことを目的としている。2年後期に開講される「臨床栄養学各論Ⅰ」の理解を更に深める講義でもある。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
第1講     ①第1章 加齢・疾患にともなう変化
第2講     ②第1章 血液疾患 (1)
第3講  ②第1章 血液疾患 (2)
第4講     ②第1章 血液疾患 (3)    
      ②第2章 循環器疾患 (1)
第5講     ②第3章 循環器疾患 (2)
第6講  ②第3章 呼吸器疾患 (1)
第7講  ②第3章 呼吸器疾患 (2)
第8講  ②第3章 呼吸器疾患 (3)       
      ②第4章 消化器疾患 (1)
第9章     ②第4章 消化器疾患 (2)
第10講   ②第4章 消化器疾患 (3)           
      ②第5章 腎・泌尿器疾患 (1)
第11講      ②第5章 腎・泌尿器疾患 (2)
第12講      ②第5章 腎・泌尿器疾患 (3)   
                ②第6章 内分泌・代謝疾患
第13講      ②第7章 中枢神経疾患 (1)
第14講      ②第7章 中枢神経疾患 (2)
第15講      ②第8章 膠原病・自己免疫疾患
各章の番号は下記教科書①,②の番号に対応している。

2.方法
・ 各章の番号,項目は教科書1)の番号に対応している。
・ 教科書と関連する配布資料によって講義を進める。 1コマ/講で実施する。

3.準備学習
①予習と復習の励行。講義は予習していることを前提に行われる。予習をしない者は講義内容が全く理解できない。
②講義で理解できなかった箇所は教科書及び参考書で学習し直し,その上で解決できない場合には質問すること。

3.教科書

・①羽生大記,河手久弥:「健康・栄養科学シリーズ 臨床医学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」,南江堂,ISBN 978-4-524-24619-9(2年生後期の臨床栄養学各論Ⅰで購入済み)
・②井上泰:「疾病論-人間が病気になるということ(第2版)」,医学書院,ISBN978-4-260-01019-1
・必要に応じ教科書と併用する資料を配布する。
・第1講は教科書①のみ,第2~15講は教科書①,②を持参すること。

4.参考書

・浅野重之:「基礎からわかる病理学」,ナツメ社,ISBN978-4816350726
・渡辺照男:「カラーで学べる病理学(第3版)」,NOUVELL HIROKAWA,ISBN978-4-86174-022-9
・土屋 純,國井 鏡,菊池弘明:「コメディカルのための病態生理アトラス」,文光堂,ISBN-8306-0216-3

5.成績評価方法

学期末試験が60点以上を合格とする。講義の受講態度が悪く,注意しても改善の見られない者,出席率2/3未満の者には定期試験の受験を一切認めない。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

本講義の内容は栄養学専門領域の土台となる非常に重要な部分である。強固な土台を築くことでレベルの高い有能な管理栄養士や栄養学研究者になることができる。講義内容と単位取得のために要求される理解度のレベルは高い。それは本学科の学生諸君が世界に通用するトップレベルの人材へと育ってゆくことを目標としているからである。従って,講義が難しいとの意見が有ったとしても,レベルを下げるわけにはゆかない。本年度もこれまで通りの高いレベルの講義を行う。各学生諸君は気概とプライドを持って頑張ってもらいたい。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
①遅刻,講義と無関係の言動など,他の受講者への迷惑行為は一切厳禁である。学習態度の悪い者には単位を認定しない。
②毎回上記教科書1)及び2)を使用する。

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