公衆栄養学実習

科目・科目群 栄養学科専門科目・基幹科目
科目名 公衆栄養学実習
授業形態 実習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 3年次 学期 前期 合計コマ数 24コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 三好 美紀 学内連絡教員 三好 美紀
科目担当者 三好 美紀
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、問題解決力、地域健康課題の理解

1.科目のねらい・目標

公衆栄養学(2年前期)、地域栄養活動論(2年後期)において学んだことを基盤として、実践への展開のための具体的な技能や姿勢を身に付ける。具体的には、食事調査に関わる技能の修得と地域集団の評価を目的とした解析(食事摂取基準の適用を含む)、地域における健康・栄養活動の計画立案などを中心に、グループ演習、発表(口頭、レポート)等を通して学んでいく。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容(2コマ/回)
第1回 食事調査の実際(1)
第2回 食事調査の実際(2)
第3回 集団の摂取量データの処理・解析と食事摂取基準(1)
第4回 集団の摂取量データの処理・解析と食事摂取基準(2)
第5回 地域診断のための疫学調査の設計(1)
第6回 地域診断のための疫学調査の設計(2)
第7回 質問紙調査法とデータ解析(1)
第8回 質問紙調査法とデータ解析(2)
第9回 地域における健康・栄養活動の計画立案と評価(1)
第10回 地域における健康・栄養活動の計画立案と評価(2)
第11回 公衆栄養学臨地実習に向けた総合演習(1)
第12回 公衆栄養学臨地実習に向けた総合演習(2)
最終回 口頭試問

2.方法
グループ演習、発表(口頭、レポート)を中心とする。

3.準備学習
授業計画に該当する教科書の予習およ前回授業の復習

3.教科書

・  伊達ちぐさ、徳留裕子、吉池信男編:食事調査マニュアル改定第3版. 南山堂.ISBN 978-4525633332 (1年後期購入済)
・  ​松本仲子監修:調理のためのベーシックデータ第4版.女子栄養大学出版部.ISBN 978-4-7895-0317-4(1年後期購入済)
・  香川明夫監修:七訂 食品成分表2017,女子栄養大学出版部.2017年.ISBN 97​8-4789510165(1年前期購入済)
・  吉池信男編著:公衆栄養学-栄養政策、地域栄養活動の理論と展開-(改訂第2版).第一出版.2019年.ISBN 978-4-8041-1387-6 (2年前期購入済)
・  厚生労働省:日本人の食事摂取基準2020年版.第一出版.(2020年春に発行予定)

4.参考書

5.成績評価方法

口頭試問(50%)、実習時の小レポート(30%)、授業への参加度(20%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

3年前期は実践科目の実習が集中し、たいへんな時期ですが、管理栄養士として必要なスキルや考え方を身につけるために、グループ内でしっかりディスカッションし、課題に取り組んでください。また、口頭試問のための学習は臨地実習で役立ちますので、前向きに取組みましょう。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

※この科目は、実務経験のある教員による科目である。
公衆栄養学臨地実習I(3年前期)で、地域の保健所等で学ばせていただく前に、その土台となる知識・スキルや管理栄養士としての姿勢をしっかりと養ってください。
また、食事調査のデータ処理や各種データ分析、並びに課題レポートなどの作成のため、授業時間外にPCを使うことが多くなります。個人所有のノートPCがあると効率的に学習が進めることができます。

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