女性福祉論

健康科学部社会福祉学科

授業科目 女性福祉論
科目概要・形式 2単位30時間 選択 配当年次 2年 前期
科目責任者 佐藤 惠子 担当者 佐藤 惠子

1.科目のねらい・目標

本講義では、女性福祉をジェンダーの視点で女性・男性問題に対応する社会福祉の主要な専門分野の一つととらえ、基本的な概念および主要なテーマについて考察する。

2.授業計画・内容

 【全体のテーマ】 「女性・男性問題とジェンダー」

 【授業計画】
  第1回「オリエンテーション」 講義のねらい、講義計画、参考図書、アンケート
  第2回「アンケート結果をもとに」 アンケート結果の紹介と解説
  第3回「女性問題とは何か」(1)女性問題の意味、女性差別の定義
  第4回「女性問題とは何か」(2)女性問題への取り組みの視点
  第5回「男性問題とは何か」男性問題の意味、様々な男性問題
  第6回「性別役割分業とジェンダー」(1)性役割、性別役割分業、性差、ジェンダーとは
  第7回「性別役割分業とジェンダー」(2)性別役割分業、ジェンダーの問題点
  第8回「職業・職場とジェンダー」(1)職業における女性問題
  第9回「職業・職場とジェンダー」(2)職業における男性問題
  第10回「子育てとジェンダー」(1)女性問題としての幼児虐待
  第11回「子育てとジェンダー」(2)幼児虐待への対応の現状と課題
  第12回「暴力とジェンダー」(1)ドメスティック・バイオレンスについての基礎知識
  第13回「暴力とジェンダー」(2)ドメスティック・バイオレンスへの対応の現状と課題
  第14回「女性・男性問題の解決をめざして」男女共同参画社会への取り組み
  第15回「まとめ」 これまでの講義を振り返って、授業評価


3.教科書

 特に教科書は使用しない。毎回、レジメと必要な資料を配付する。

4.参考書

授業の中で適宜紹介する。

5.成績評価方法

レポートにより評価する。ただし、毎回配布し回収する出席チェックシートへの記載状況を加味する。(レポート90%、シート記載状況10%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

 単なる知識の習得に止まることなく、自らの問題として捉え、考えを深めることができるよう講義の進め方や資料の提示等を工夫している。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)


科目名称は女性福祉論ですが、女性だけでなく男性も含むジェンダー(社会的性別)にかかわる様々な問題を取り上げ考察します。女子学生とともに男子学生の皆さんも受講されるよう期待しています。

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