平成21年度入学式式辞

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平成21年度入学式式辞

 命の萌えいずる素晴らしい季節の到来とともに、本日、健康科学部新入生及び編入生234名並びに大学院健康科学研究科博士前期課程生17名及び博士後期課程生5名、合計256名の若々しいエネルギーにあふれる新入生の皆さんを本学に迎えることになりました。この佳き日に青森県副知事をはじめ、来賓各位のご臨席を賜り、入学式を挙行できますことは、本学にとってこの上もない喜びであります。
 新入生の皆さんご入学おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
 さて、皆さんは看護師・保健師・助産師・理学療法士・社会福祉士、精神保健福祉士・管理栄養士をはじめ、保健、医療、福祉に関する幅広い知識と各専門分野における高い専門的能力を備えた専門職を目指して本学へ入学し、喜びと期待で夢は大きく拡がっていることと思います。本学の教育は、専門職として豊かな人間性と専門性を修得する大学学部教育、並びに博士前期課程では高度実践力を備えた専門職業人を、博士後期課程では教育者や研究者の育成を目指しております。本学に一貫する教育の理念は、人々の「健康と生活の質の向上」を目指し、ヒューマンケアを提供できる保健医療福祉の専門職の人材育成と、さらに地域・社会に貢献できる人材育成であります。地域・社会とは、国内のみにとどまらず、世界を視野においています。ヒューマンケアとは、ケアの提供者である専門職としての知識や技術のみでなく、人間とはなにか理解し、病気や障害をもつ人々の心の痛みを感じる思いやりと暖かさを持って接することができる人です。皆さんには、保健医療福祉の専門職を目指しこの学び舎で、のびのびと、身体と心,そして人間を鍛えていただきたいと思います。 それには、5つの問いを毎日自問してみてください。
 1.私はたっぷり夢を見ているだろうか? 多くの可能性を秘めた皆さんです。十分友と夢を語り合い、実現に向かって歩んでください。
 2.私は十分生きているだろうか?何事にも興味を示し情熱をもってチャレンジしてみてください。毎日がただ存在する「BEING」から皆さんを創り上げていく「BECOMING」の生きた経験を積んでください。
 3.私は忘れ去ることを学んでいるだろうか? 失敗は成功の元です。いつまでもこだわらずにシフトを変え前向きに立ち向かうことを学習してください。
 4. 私は日々感謝することを学んでいるであろうか? 私たちは皆支えあって生きています。感謝の気持ちを態度で示しましょう。
 5.私は地球を歩き、見つけたときよりいい状態にしてそこをあとにしているだろうか? 自分のことだけでなく、地球全体を見渡し少しでも良い状態に向けて努力することです。
 皆さんが自問自答し、たどりついた答えに助けられて、この学び舎で、確実性、情熱、喜びを分かち合い成長されることを願っています。本学での「人材育成」とは、皆さんにとっては、まさに自分を鍛え育むことです。本学での「出会い」と「繋がり」を大切にし、学部生の4年、大学院生の2年、3年後には、たくましく元気に社会へと旅立って行かれることを期待しています。
 最後に専門職を目指す皆さんには、責任が伴います。4年次は、国家試験があります。日々の学習習慣をつけ、1年次から準備していくことが肝要です。
 本学は、地域の方々に支えられ、10周年を迎えました。共に新たな飛躍へのスタートと、未来を担う皆さんの限りない前途を祝してお祝いの言葉といたします。

平成21年4月6日

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公立大学法人青森県立保健大学   
学長 リボウィッツよし子

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