研究科長あいさつ

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研究科長あいさつ

松江P IN研究室

 この度の東日本大震災の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
 今回の大震災およびそれに続く原発事故は、私達にこれまで経験したことの無い未曾有の災害と、それに伴う試練と教訓を与えているように思います。そして、戦後日本が培ってきた全分野全システムの点検が求められており、経済的にも精神的にも潤いのある豊かな社会生活を営むためにも、新たな理念と確かな知恵、強い実行力が必要になっているように思います。そしてその牽引役となるべく、保健医療福祉分野の専門職の人材が、これからの日本に強く求められていると思います。 
 本学は平成11年に開学以来、平成15年には大学院健康科学研究科博士前期(修士)課程を開設、次いで平成17年には博士後期課程、平成20年4月には栄養学科を開設し、高等教育機関としての整備に努めて参りました。
 今年度、栄養学科が第1期生の卒業生を送り出すことや、開設10年目を前に大学院を取り巻く環境がめまぐるしく変化している事から、大学院博士前期および後期課程の4分野を、学部学科に連動させ、地域保健福祉学分野、理学療法学分野、健康栄養科学分野、看護学分野としました。また、学際分野としての地域保健福祉学分野はヘルスプロモーション、精神保健学、生活環境学の3領域と社会福祉学修士が取得できる生活支援福祉学の各領域に再編しました。理学療法学分野は運動生理学と機能障害回復学の二つの領域とし、生活健康科学分野は健康栄養科学分野へと名称を変え、それぞれ装いを新たにしました。現在本学で取得可能な学位は博士前期課程で健康科学修士、社会福祉学修士、看護学修士そして博士後期課程では健康科学博士であります。
 本学大学院の健康科学研究科の研究教育の目標は「ヒューマンヘルスサイエンス&アートの探求」で、保健医療福祉分野における人間性豊かな研究者、教育者や高度な知識を有する実践者を育成するものです。
 本学大学院では、社会人の勤めを果たしながら、豊な社会に貢献するために高度な問題意識を抱き、研究に意欲を有する院生の要望に応えるための環境も整備しております。また学部卒業後もう少し研究を深めてから将来の進路を決めようと考えている学部からの神学生も大いに歓迎しております。
 将来、高度専門職、研究者および指導者の道を志し、本学大学院の理念に共感する諸氏の応募を期待しています。


 松江 一
 青森県立保健大学大学院 健康科学研究科長

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