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水・命そして記憶

 
【水・命そして記憶】
土屋公雄
 
「水」は、人類を含むあらゆる生命体の母体であると同時に、私たちの心を癒すものである。地球の最初の生命は、およそ30数億年前に、原始の海より誕生したとされている。
従って私たちが「水」を感じる時、なぜか心が落ち着くのは、身体のどこかで太古の記憶を蘇らせているのだろう。
 

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SEED・誕生

 
【SEED・誕生】
伊藤憲太郎
 
「SEED」。日本語では「種」を意味します。次の世代の生命を内在し、時を待ち、時が至れば発芽し、天空を目指し生長する。生命が誕生し、生長を始める時の、希望にあふれた力強い姿を造形的に表現しました。鏡面に研磨された、この「種」は、季節の姿を余すところなく映しだし、その変化を内部に記憶し、記憶の蓄積を生命の源として、深く地中に根を下ろし、成長してゆきます。明日をになう若者が集い、学び、そして巣立ってゆく。この地に場所を得たことを最大の喜びとして。

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重力環-赤

 
【重力環―赤】
内田晴之
 
 この作品は円環、直方体、三角柱で構成され円環と直方体の内部にはマグネットが取りつけられている。これは直方体を重力から解放する為に用いられる。又、円環内部の反重力空間と外部空間を区別するために、円形に白い砂が敷き詰められている。作品の大きさを知るため一部に私の身体スケールが用いられている。円環の高さ=身長、円環の開口部=手を広げた巾である。
 ふだんは静止しているが、風が吹いたりさわったりするとぐらりとくる。当たり前のようで当たり前でない彫刻。我々は、重力や空気の存在は当たり前の事としてとらえているが、これらは生命の存在とも密接にかかわる要素である。当たり前のようで当たり前でない、そんな何かを感じてもらえればと思う。

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