本学における新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について

本学における新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について

1 事案の概要

① 所属学科

 理学療法学科

② 学年

 4年生

③ 判明日

 3月13日~

④ 最終登校日

 3月10日(卒業証書授与式)

⑤ 感染経路

 卒業証書授与式後に卒業生同士(30名)で行った会食の場で感染が拡大したと思われる。

⑥ 現状(3月16日正午時点)

 なんらかの症状がある者 27名

 内陽性者 19名

 ※人数は学生から聞き取りした県内外の合計数

⑦ 本学の対応

(1)対象学生への対応

 感染拡大防止を図るため、3月13日中に、対象者30名に対し、自宅待機及び保健所への連絡を指示した。現在、全員が、保健所の指示に従い、自宅待機及び保健所の指示による療養を行っている。

(2)学内での対応

 3月14日に、学生及び教職員に対して緊急の注意喚起を行い、感染防止対策の強化を図った。

⑧ 学内感染状況にかかる評価

 本学の感染症危機管理アドバイザーとの検討の結果、次のとおり判断した。

(1)陽性者が4年生であり、登校していないため、学校施設内における感染の可能性は低いと考えられる。

(2)卒業証書授与式においては、基本的な感染防止対策(マスクの着用、手指のアルコール消毒、体温測定)を行った他、席の間隔を空ける、保護者の出席は行わない、来賓の出席を必要最低限とする等の対応を行っているため、卒業式における感染の可能性は低いと考えられる。

(3)3月12日に一般選抜後期試験を実施したが、感染防止対策を行っており、2次的な感染の可能性はないと判断している。

 

2 学長コメント

本学における新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について

 

 本学において、新型コロナウイルス感染症の陽性者が多数発生したことにより、地域の皆様にご心配をおかけしていることについて、深くお詫び申し上げます。

 今回の事案は、3月10日(木)に行われた卒業証書授与式の後に、理学療法学科4年生が行った学外での会食の場での感染が要因と考えられます。

 3月13日(日)に学生から報告があり、体調不良で医療機関を受診したところ、新型コロナウイルス感染症の陽性であることが判明したとのことでした。

 報告を受けて、同日中に関連する学生を特定し、自宅待機と保健所への連絡について指示を行い、感染拡大防止対策を実施したところです。

 これまでのところ、学校施設内における学生及び教職員間の感染事例は確認されていませんが、大学として学生に対し感染防止対策の徹底や会食の自粛を指導してきたにも関わらず、多数の学生が新型コロナウイルス感染症の陽性者となったことは、大変申し訳なく思っております。

 本学では、教育活動、学生の課外活動、ワクチン接種、施設運営及び業務運営などあらゆる分野において感染防止に取り組んできましたが、今回の事態を踏まえ、今後、学生及び教職員に対して、感染防止対策の徹底を一層指導してまいる所存ですので、皆さまのご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

3 問い合わせ先

 青森県立保健大学 経営企画室

 電話番号:017-765-2001

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