理学療法学科

理学療法学科

メッセージ


 多様化・高度化が進む社会情勢の中で活躍できる理学療法士を養成する。


 理学療法は、医療や介護分野はもちろん、健康増進や予防分野でもめざましい発展を遂げており、職域拡大が急速に進んでいます。社会情勢変化や技術革新が急速に進展し、地域住民ニーズも大きく変化していく中で、人と社会を支える優れた人材が求められています。
 理学療法学科では、経験・実績豊富な教授陣、大学院を擁する充実した教育研究環境のもとで、豊かな実践力と科学的思考をそなえた理学療法士の養成に取り組んでいます。

取得可能な資格

理学療法士【国家試験受験資格】

国家試験合格率
(2025年3月)

理学療法士 国家試験合格率:100.0%

高い合格率を実現!

理学療法学科就職率

本学は

就職率100%

(2025年3月31日時点)

を達成しました

理学療法学科の特徴的な学び


 理学療法学科では、充実した教育環境と実践的な学びを提供しています。最新の三次元動作解析装置(マーカーレスモーションキャプチャー)をはじめとする高度な測定機器を活用し、身体の生体力学的特性や生理学的現象について深く学ぶことができます。また、理学療法に必要な治療機器や、生活環境を再現した設備を備えた実習室を完備しており、実践的なスキルを身につけるための最適な環境を整えています。
 1999年に設立された本学科は、これまでに多くの優れた理学療法士を輩出してきました。卒業生は全国の医療・福祉施設で活躍しており、実習先の施設でも多くの先輩が指導者として関わるなど、実践的な学びを支える強固なネットワークが築かれています。
 さらに、本学科では、基礎医学から臨床医学、急性期医療から地域リハビリテーションまで、幅広い専門分野を網羅する教授陣が指導にあたります。医療・福祉の多様な分野に精通した専門教員が揃い、少人数制でのきめ細やかな指導のとも、講義や実習にとどまらず、大学生活や進学・就職、国家試験対策まで総合的にサポートし、学生一人ひとりの成長を力強く支援します。

授業紹介


 1年次から2年次にかけては、基礎医学や臨床医学を学び、実践的な理学療法や臨床実習の基盤を築きます。また、1年次から理学療法専門科目(運動療法・物理療法など)が始まり、年次とともに発展的な内容へと移行していきます。これにより、理学療法の評価やプログラム立案に必要な知識を段階的に深めていきます。
 臨床実習にも早期から取り組み、1年次には短期の実習を行い、3年次から4年次にかけては、より実践的なスキルを習得するための長期実習を実施します。
 さらに、3年次から4年次にかけて卒業研究をに取り組み、学術的な視点から理学療法を探究する機会を設けています。

解剖学総合実習

運動学実習

物理療法学実習

生活活動分析学実習

運動器障害理学療法学実習

呼吸循環障害理学療法学実習

筋・骨格系解剖学実習

臨床評価実習・総合臨床実習

神経障害理学療法学実習

卒業研究

卒業研究

Voice

在校生の声

在学生にインタビューしました。

卒業生の声

卒業生にインタビューしました。

学科長メッセージ

理学療法学科長

理学療法学科長 齋藤 圭介 教授

理学療法士、博士(保健学)/弘前市出身

 

病院、本学2年間を含む大学勤務を経て、本学に2023年4月より勤務。

専門分野:生活環境支援、神経障害理学療法学

研究分野:高齢者の自立支援・介護予防、神経障害・認知症理学療法

人と社会のニーズに応える確かな実践力と科学的思考を身につける

 理学療法は転換期を迎えています。病院を主な舞台としてきた理学療法士は、超高齢社会の進展を背景に地域へ拡大し、地域包括ケアシステムの中核を担っています。医療や介護、スポーツ分野とともに、介護予防・健康増進分野での活躍はめざましく、労働衛生や生活習慣病などMultiple Preventionの視座に立った取組が拡大し、起業・独立する方も増えています。ウィメンズヘルスや災害支援、海外展開も推進されています。社会情勢の混迷化や技術革新が進展しようとも、ひとの健康と障害を対象とする専門職として、皆さんは様々な舞台で活躍することでしょう。

 当学科は1999年の開設当初より地域で活躍できる人材養成を指向し、国内唯一の先見的取組といえる地域実習を具体化し、現在の専門職連携教育(IPE)へと結実しています。また科学的根拠に基づく実践(EBP)が求められている中、エビデンスの深化発展と社会課題を解決する実践力を備えた人材を養成する質の高い教育と、充実した教授陣・教育研究環境を備えています。

 これからの理学療法を発展させるのは、皆さんです。一緒に学べることを楽しみにしています。

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