吉野弘さんの「雪の日に」の一節に

 

雪は 一度 世界を包んでしまうと
そのあと 限りなく降りつづけねばならない。
純白をあとからあとからかさねてゆかないと
雪のよごれをかくすことが出来ないのだ。

誠実が 誠実を
どうしたら欺かないでいることが出来るか
それが もはや
誠実の手には負えなくなってしまったかの
ように 雪は今日も降っている。

というフレーズがあります。誠実な人間であること、誠実な人間になることは悲しく、
ある意味、誤魔化しなのかもしれない。何より誠実は難しい。青森とは決して縁が
切れ ることのない雪があなたに何を与えてくれるのか。降り積もる雪は白く冷たい
だけなのか。学問だけではなく、人間として仲間と成長する大切な時期を雪と共に
生きるのも悪くない。そう思います。

 

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