情報リテラシー

健康科学部4学科共通

授業科目 情報リテラシー
科目概要・形式 1単位 30時間 必修 配当年次 1年前期
科目責任者 山田 真司
担当者 山田 真司

1.科目のねらい・目標

大学ではメールソフトやWebの検索ソフト、Office系アプリケーション・ソフトウェア、統計ソフトウェアの使用は必須です。またプリンタやスキャナといった機器の使い方も身につけなければなりません。また,情報の信頼性を把握するスキル、情報に関するセキュリティや倫理に関する知識もますます重要になってきました。これらを使いこなす技能や知識のことを情報リテラシーと呼びます。この授業ではこれからの大学生活において必要となる情報リテラシーを身に付けることを目的とします。また、タイピングの正確さや速さは想像以上に重要です。そこで,毎回の授業でタイピングの練習も行っていきます。

2.授業計画・内容

I オリエンテーション、学内システムの概要【2コマ】
1.授業の進め方、成績評価の方法
2.PCの基本操作、ブラウザの使い方、メールの使い方、情報システムの使用規定,学内の情報システムへのアクセス法、プリンタの使い方、スキャナの使い方
3.情報検索の方法

Ⅱ情報倫理と情報セキュリティ【2コマ】
4.情報倫理とは何か、ネットワーク上でのトラブルを起こさないために、知的財産権とは
5.情報セキュリティとは何か、マルウェアとその対策

II PowerPoint2010の使い方【2コマ】
6.基本操作、ヘルプの使い方
7.ワープロデータや図の取り込み、図の加工
8.プレゼンテーションの作製

III Word2010の使い方【3コマ】
9.ヘルプの使い方、書式設定、ページ設定、印刷設定
10.図表の作り方、文書の装飾、画像の取りこみと設定

IV Excel2010の使い方【3コマ】
11.基本操作、相対参照、絶対参照、複合参照
12.グラフの作り方

V 統計ソフトの使い方【2コマ】
13.統計ソフトの基本操作
14.データの集計、基本統計量の計算
15.グラフの作成、出力結果の貼り付け
16.相関係数の計算、クロス集計表の作成

3.教科書

・適時資料を配布します。配布された資料はファイルに綴じて毎回持参してください。
・大橋真也、森夏節著:「ネット社会を賢く生きよう! 最新情報モラル 積極的にネットを活用するための基礎知識と実践スタディ」、日経BP社、2015年、ISBN-13: 978-4822292065
・情報処理推進機構著:「情報セキュリティ読本―IT時代の危機管理入門」、実教出版、2012年、ISBN-13: 978-4407330762

4.参考書

Windows7、Microsoft Office2010関連の本は何でも参考になります。

5.成績評価方法

授業の参加状況、提出課題をそれぞれ50%で評価します。授業の参加状況については授業中での質問やこちらから投げかけた問に対する積極的な回答を高く評価します。また、自主学習の成果については提出があればそれを評価し、成績に加えます。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

社会福祉学科と看護学科では「Q5.この授業の内容に関してさらに学びたくなった」の評価が低かったです。しかし、情報リテラシーについて学ぶことで他科目での学習効率が非常に高まりますし、ITC技術は刻一刻と変化しています。さらに学ぶことがぜひとも必要な科目ですので、折に触れてその点を強調して授業を進めます。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

・欠席すると次の回の授業はとたんに理解しにくくなります。欠席した場合には友人や担当教員に聞くなどして欠席分の内容を必ず理解しておいてください。
・この授業は積み重ね型の構成になっています。毎回の内容を忘れないようにしてください。

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