青森の風土と生活

健康科学部4学科共通

授業科目 青森の風土と生活
科目概要・形式 2単位 30時間 選択 配当年次 1年 後期
科目責任者 小山内豊彦
担当者 小山内豊彦

1.科目のねらい・目標

青森県の歴史を踏まえ、自然、文化、言語(方言)、県民性、産業、食生活、津軽と南部、等々多角的な視点から青森県のユニークな特徴を分析していく。そのことを通じて、青森県の素晴らしさ、未来の可能性を”発見”し、各自の今後の人生に活かしていくことを目指す。

2.授業計画・内容

 縄文時代以降の青森県の歴史を、まず座標軸としてしっかりと把握した上で、各論を展開していくこととする。特に明治維新を経て、現在の青森県がどのように形成されてきたかについて、詳細に論じ、現在の青森県に関する事象を、より深く理解することとする。

 第1回  青森県の成り立ち Ⅰ   縄文時代、奥州藤原氏、中世安東氏について
 第2回  青森県の成り立ち Ⅱ   戦国時代、江戸時代における地域事情について
 第3回  青森県の成り立ち Ⅲ   江戸時代末期、明治維新と青森県の成立について
 第4回  津軽と南部について    歴史的な背景を踏まえての両地域の特色について
 第5回  言語の特色         津軽弁と南部弁の違い、古語の残滓について
 第6回  県民性            科学的な意識調査に基づいた青森県民の県民性について
 第7回  自然・地形・地名      日本列島における位置づけ、特色ある地名等について
 第8回  青森県の基幹産業 Ⅰ  りんご産業の歴史と可能性について
 第9回  青森県の基幹産業 Ⅱ  りんご以外の、米・野菜・畜産・水産等多彩な産業について
 第10回 青森県の交通事情     新幹線を含め、主として県内の鉄道の発達について
 第11回 青森県の健康事情     食生活、嗜好品、運動等を踏まえ全国で最も短い平均寿命について
 第12回 自慢できる青森県 Ⅰ   輩出人材等について
 第13回 自慢できる青森県 Ⅱ   全国でもトップクラスの素材・地域資源等について
 第14回 未来への課題と可能性  人口減少時代における青森県の在り方について

3.教科書

 授業時にプリントを配布する。

4.参考書

 特に指定しない。

5.成績評価方法

 レポートにより評価する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

事実・数字に基づいた客観的視点から青森県を理解していくこととする。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

青森県は他の3県分くらいに相当する多彩な地域です。例えば、津軽弁の「びょん」、その成り立ちを知っていますか?
”ワンダーランド”青森県を理解できます。

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