グローバルヘルス

健康科学部 4学科共通

授業科目 グローバルヘルス
科目概要・形式 1単位15時間 選択 (他学科選択可) 配当年次 1年 前期
科目責任者 大関信子 担当者 大関信子

1.科目のねらい・目標

1.科目のねらい・目標
1)グローリゼーションの現状を理解する。
2)グローバルヘルスとは何かを理解する。
3)グローバル化の時代、医療従事者として必要な知識やスキルは何かを考えることができる。
4)グローバル化に対応できるよう、大学レベルでの思考や議論、論文の書き方、プレゼンテーション能力を高める。
5)医療人類学とは何か、なぜ医療に医療人類学の知識や方法論が必要かを理解できるようにする。

2.授業計画・内容

グローバル化の時代、自分とは異なる文化を持つ人々、特に「健康」や「生老病死」に関連した伝統的な思考や実践の理解を目的とした医療人類学を学ぶことにより、病んでいる人間理解への多様なアプローチを身につけヒューマンケアが展開できるように下記の内容で授業を進めていく。

1-2)グローバリゼーションとは何か、グローバヘルスとは何かを理解する

3)グローバル時代に求められる人材と学び方: 学問・大学・学際とは何か・異文化理解の重要性

4-7)グローバル時代のクライエント理解

① 医療人類学概論:医療人類学とは何か・全人的医療とは何か

② 文化と病気観:「病(やまい)」とは何か、病気の社会的・文化的側面・患者の社会的・文化的ニード

③ 文化と「癒し」:宇宙観や超自然と治療の多様性・伝統的治療・シャ-マニズム

④ グローバリゼーションとジェンダー

(学生の希望により講義のテーマを変更することがあります)

3.教科書

使用する教科書はありませんが、講義の中で随時紹介します。

4.参考書

文化人類学 : 系統看護学講座 基礎9巻 医学書院 2011. (ISBN 9784260013161)
その他、毎回、講義の中で紹介する。

5.成績評価方法

毎回の小テスト(20%)と小論文(80%)による総合評価

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

授業評価では概ね良好なコメントを得ているため、今年度も昨年と同様の講義展開とする。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

講義中の私語、遅刻、厳禁。 毎回、ミニテストと宿題があります。

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