小児看護概論

健康科学部看護学科

授業科目 小児看護概論
科目概要・形式 1単位15時間 必修 配当年次 2年後期
科目責任者 田中 栄利子

担当者 田中 栄利子、谷川 涼子、伊藤 耕嗣

1.科目のねらい・目標

乳児期から思春期にある子どもとその家族の特徴を理解し、おもに健康な子どもとその家族に看護を実践するために必要な基礎的な知識・技術・態度を養う。また、社会情勢や母子保健の動向を捉えた子どもをめぐる法律と保健政策についても学ぶ。

2.授業計画・内容

第1回 小児看護とは
(小児看護の理念・役割・責務と子どもの権利、子どもを取り巻く環境(諸統計を含む))

第2回 子どもの最善の利益にかなう環境
(子どもを保護する法律・母子保健・児童虐待)

第3~4回 乳幼児期の子どもの生活、発達段階に応じた育児支援

第5~6回 学童・思春期の子どもの生活、発達段階に応じた生活指導

第7~8回 子どもの発達段階によって起こりやすい事故と指導(グループワーク)

3.教科書

松尾宣武・濱中喜代(編集)「新体系看護学全書 小児看護学① 小児看護学概論・小児保健」、メヂカルフレンド社、第5版/2015年.ISBN 978-4-8392-3285-6(1年次後期購入)
松尾宣武・濱中喜代(編集)「新体系看護学全書 小児看護学② 健康障害をもつ小児の看護」、メヂカルフレンド社、第5版/2015年.ISBN 978-4-8392-3286-3
    

4.参考書

必要に応じ、授業で紹介する。

5.成績評価方法

定期試験(80%)、授業への参加度(20%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

授業評価では比較的高い評価を得ています。皆さんの意欲や取り組みに答えられるよう、教材や演習方法・内容について工夫します。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

人体構造機能学、人間発達援助論、ヘルスアセスメント(小児)などの既習科目をふまえて講義が展開されます。しっかり復習して授業に臨んでください。

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