発達援助実習Ⅰ(精神看護)

健康科学部看護学科

授業科目 発達援助実習Ⅰ(精神看護)
科目概要・形式 2単位 90時間 選択 配当年次 3年前期
科目責任者 清水 健史
担当者 清水 健史・手塚 祐美子・石田 徹

1.科目のねらい・目標

目的:精神障害者の特徴を理解し、対象者のセルフケア向上に必要な看護援助の技法を学ぶ。
目標1:セルフケアレベルの視点で対象者を理解し、看護過程の展開ができる。
1)対象者の精神症状と、精神症状によって影響を受けている行動が理解できる。
2)対象者の状態に適した接近技法を活用できる。
3)治療(薬物療法・精神療法・作業療法等)における看護者の役割を理解する。
目標2:精神障害者の社会復帰の現状と課題を理解する。
1)社会復帰の社会資源と活用方法が理解できる。
2)社会復帰施設を利用している対象者の特徴が理解できる。
3)社会復帰支援のシステムと、専門職の役割と連携について理解する。

2.授業計画・内容

1)学内オリエンテーション
実習開始前に、実習の目的、方法、評価、留意点について実習要項を元に説明する。
2)実習施設
病院、精神科デイケア、精神障害者社会復帰支援施設
(詳細は実習要項参照)
3)実習期間
・1クール目:
6月5日-6月16日
・2クール目:
6月19日-6月30日
・3クール目:
7月3日-7月14日
4)実習方法及び実習内容
実習要項参照

3.教科書

特に指定しない

4.参考書

・中井久夫・山口尚彦著;看護のための精神医学第2版,医学書院,2004.ISBN978-4260333252
・南 裕子編著:active nursing実践オレム-アンダーウッド理論 こころを癒す,講談社,2005.ISBN 978-4-06-270215-7
・野中 猛 著:図説 精神障害リハビリテーション,中央法規出版社,2004.ISBN978-4-8058-2348-4

5.成績評価方法

・出席状況、自己評価表、実習記録、実習態度等を総合し評価する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

受講生からは,「コミュニケーション技法を学ぶことができた」というコメントが多くよせられています。精神看護学実習では、臨床の看護師と教員が共同で講義を担当しており、実習の理解が深まるように工夫を行なっています。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

欠席はしないこと。

ページの先頭へ

ホームへ戻る