健康政策学

健康科学部看護学科

授業科目 健康政策学
科目概要・形式 1単位 15時間 保健学コース必修

配当年次 3年 前期
科目責任者 吉池 信男 担当者 吉池 信男、千葉 敦子

1.科目のねらい・目標

人々の健康を決定づける要因として、法律や制度を含めた社会環境が重要である。一人一人あるいは地域間の健康格差を縮小するような政策が、2013年度から開始された「健康日本21(第2次)」においても求められている。本科目では、公衆衛生の専門家(保健師等)として、地域等で実務を行うための基本的な考え方について解説する。

2.授業計画・内容

 第1回   人々の健康と政策との関わり、政策形成とエビデンス
 第2回   「健康日本21(第2次)」、わが国の健康政策と関連する法律と制度   
 第3・4回 地域の健康課題と政策・地域活動   
 第5~7回 健康政策の計画と評価(グループ演習)
 第8・9回 まとめ(グループ発表)・試験

3.教科書

4.参考書

・ 水嶋 春朔: 地域診断のすすめ方―根拠に基づく生活習慣病対策と評価. 医学書院. 2006, ISBN: 978-4260003650
・ 吉池信男編著:公衆栄養学~栄養政策、地域栄養活動の理論と展開~2015,第一出版 ISBN:978-4-8041-1315-9

5.成績評価方法

グループ課題40点(プレゼン10点、課題内容30点)、まとめ試験40点、グループワークへの主体的・積極的な取組状況20点(欠席、遅刻は減点)とします。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

保健師を目指す人にとっては、地域における保健師の役割や必要とされる力を理解し、体感するために重要な機会となっているようです。受講生は、例年、積極的にグループワークなどに参加しています。自ら主体的に参加し、学習しましょう。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

 公衆衛生、地域保健を志す人の受講を想定しています。
他学科学生の選択は不可とします。

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