保健福祉行政論

健康科学部看護学科

授業科目 保健福祉行政論
科目概要・形式 1単位 15時間 必修 配当年次 4年前期
科目責任者
村田 隆史
担当者
村田 隆史

1.科目のねらい・目標

本講義の目的は社会保障制度の中でも、特に保健医療福祉行政分野に関して理解することである。社会保障制度の枠組みの中で働く保健・医療・福祉の専門職にとって制度の理解は不可欠であるが、制度が複雑化していることも事実である。同時に、社会保障制度を必要とする利用者の生活問題も多様化している。本講義では、保健・医療・福祉の専門職に関連する制度を中心に取り上げ、将来的に何らかの形で活用できるようにすることを目標とする。

2.授業計画・内容

第1回 社会保障とは何か-社会保障制度の体系
第2回 社会保障をめぐる現状
第3回 社会保障給付費の推移
第4回 医療保険制度の現状と課題
第5回 介護保険制度の現状と課題
第6回 社会福祉制度の現状と課題
第7回 社会福祉専門職の役割と専門性
第8回 保健・医療・福祉の連携の必要性

3.教科書

芝田英昭編『増補改訂 基礎から学ぶ社会保障』自治体研究社、2016年、ISBN 978‐4‐88037‐649‐3。

4.参考書

福田素生(著者代表)『系統看護学講座専門基礎分野 健康支援と社会保障制度〔3〕社会保障・社会福祉』医学書院、2017年(2月に発行予定)、ISBN 978‐4‐260‐62856‐1。
NPO法人日本医療ソーシャルワーク研究会編『医療福祉総合ガイドブック 2016年度版』医学書院、2016年、ISBN 978‐4‐260‐02519‐5。※毎年4月に新年度版が発行されている。

5.成績評価方法

レポート 45% ※教科書を使用するレポート課題を設定します。
試験 40%
講義時の小レポート 15%

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

アンケート結果に基づき、常に授業方法の改善に努めるようにする。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

必要事項については、講義で適宜指示をする。

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