運動器解剖学

健康科学部理学療法学科

授業科目 運動器解剖学
科目概要・形式 1単位 15時間 必修 配当年次 1年後期
科目責任者 鈴木 孝夫
担当者 鈴木 孝夫、李 相潤

1.科目のねらい・目標

リハビリテーション医学にとって極めて重要な運動器系(骨・関節・筋)とそれらを統制・支配する神経系について、上肢と下肢を中心に解説する。これらの知識を基に機能解剖や運動学との関連性、臨床面への応用についても学ぶ。引き続いて行われる筋・骨格系解剖学実習の基礎知識も理解する。

2.授業計画・内容

 1 骨学1:頭蓋骨(構成骨と縫合)について
 2 骨学2:脊柱(椎骨の基本形態と特徴、仙骨、尾骨)について
 3 骨学3:胸郭(構成骨、胸郭の運動)について
 4 骨学4:上肢骨(上肢帯、自由上肢骨)について
 5 骨学5:下肢骨(下肢帯、自由下肢骨)について
 6 骨学6:関節の構成と運動について
 7 上肢1:上肢帯・上腕の筋・血管・神経について
 8 上肢2:前腕・手の筋・血管・神経について
 9 下肢1:下肢帯・大腿の筋・血管・神経について
10 下肢2:下腿・足の筋・血管・神経について
11 上・下肢3:各関節の構造について
12 上・下肢4:総復習
13 組織学1:総論 顕微鏡の扱い方 各論1 硬骨、軟骨、骨格筋について
14 組織学2:各論2 動・静脈壁、末梢神経について

3.教科書

藤田恒太郎:「人体解剖学」南江堂(978-4-524-22246-9) (1年次前期購入済み)
佐藤達夫訳:「人体解剖カラーアトラス」南江堂(978-4-524-25342-5) (1年次前期購入済み)
相磯貞和訳:「人体組織図譜」南江堂(978-4-524-22004-1)


4.参考書

井上貴央監訳:「カラー人体解剖学 構造と機能:ミクロからマクロまで」西村書店(4-89013-305-4)
森 於菟他:「解剖学(1)(2)(3)」金原出版(4-307-00341-1、-00342-X、-00343-8)
越智淳三訳:「解剖学アトラス」文光堂(4-8306-0015-2)

5.成績評価方法

期末筆記試験(50%)と筋・骨格系解剖学実習の成績(50%)との総合評価

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

各評価項目について全体平均より高い評価を得ているが、さらに授業内容を検討してこれまで以上に学生に即した授業内容としたい。

7.備考(学生へのメッセージ、学生購入物品など)

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